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2017年04月26日
耐荷重性・施工性に優れた大型軽量鉄骨下地間仕切壁工法 「マッシブウォール工法」を開発

当社と八潮建材工業株式会社(東京都墨田区 社長:吉川昇)は、物流施設等の軽量鉄骨下地間仕切壁において、新規考案した下地材(マッシブスタッド)を使用することにより、最大7.7mの高さまで中間梁が不要となる「マッシブウォール工法」を共同開発しました。本工法は、第三者機関による耐荷重試験で倉庫業法2500N/m2※に対応することを確認しています。
※倉庫業法(則第3条の4第2項第2号)に規定されている「軸組み、外壁又は荷ずりは2,500N/㎡以上の荷重に耐えられる強度を有すること」

■ 工法の概要
物流施設等の階高が高い建築物には、7m程の高さの間仕切壁が必要です。従来の軽量鉄骨下地間仕切壁(以下、LGS壁)を用いる場合、JIS規格によって適用高さは5mまでと規定されています。5mを超える場合は、中間梁を設ける必要があり、設計や施工の手間が増加します。また、大規模な物流倉庫では、倉庫業法に規定される大きな耐荷重性能「2500N/m2以上の荷重に耐えられる強度を有すること」を要求されます。
「マッシブウォール工法」は、新規考案した下地材「マッシブスタッド」を採用することにより、最大高さ7.7mまで中間梁なしで倉庫業法2500N/m2に対応する大型のLGS壁を実現しました.

「マッシブウォール工法」は,「2500N/m2以上の荷重に耐えられる強度を有すること」を、第三者機関(一般財団法人建材試験センター)による耐荷重試験(図-3、写真1)で確認しています。最大高さ、せっこうボードの仕様によって異なり、両面張り(吉野石膏㈱耐火認定工法S12)は最大7.55mの壁高さまで、片面張り(吉野石膏㈱耐火認定工法Sウォール100i)は、最大7.7mの壁高さまで確認しています。

■ 主な特長
本工法の主な特長は以下のとおりです。
➢ 最大7.7mの高さまで倉庫業法2500N/m2に対応 (せっこうボードの仕様によって異なる)
➢ 5mを超える高さに対して必要だった中間梁工事を省略できるため、工期を短縮できる
➢ マッシブスタッドは,従来と同じ外形(100mm×45mm)で,約1.6倍の断面性能を有する
➢ 板厚は,0.9mmに抑えており,従来のようにワンタッチビス留め可能(特別な工具は不要)
➢ 施工を煩雑とさせる振れ止めが不要なため,省力化に繋がる

 

■ 今後の展開
西松建設は、物流施設等の階高が高い建築物に対して、「マッシブウォール工法」を積極的に採用する方針で、平成29年6月に自社が施工する大型物流倉庫に初めて適用する予定です。