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2015年01月27日
「衝突防止支援システム」を開発し、運用を開始

 当社は、工事用車両の交通安全対策の一環として、車両の運行管理システムと衝突警報システムを組み合わせた「衝突防止支援システム」を、(株)アカサカテックと共同で開発しました。このシステムを「国道115号 玉野トンネル工事」(国土交通省 東北地方整備局)において工事用車両に搭載し、運用を開始しました。

■衝突防止支援システムの概要
 本システムは、従来から建設工事に適用していた「車両運行管理システム」と「衝突防止補助システムMobileye(マスターディストリビューター:ジャパン・トゥエンティワン社)」を連動させ、歩行者や車両との接近状況をシステムが検知して、警報を発します。また、工事用車両の運行経路上に存在する危険箇所の情報を収集するとともに、警報情報を収集、解析することで運行経路上の危険箇所を客観的に見つけ出し、効果的な運行指示を運転者へ出すことができます。

衝突防止支援システムの主な機能を以下に記します。

①前方車両衝突警報
車両またはオートバイとの衝突予測時間が2.7秒以下の場合にアラーム表示と警告音を鳴らします。
②前方車間距離警報
前方車両との車間距離が縮まり、設定された車間秒数(車間距離/車速)を下回るとアラーム表示と警告音を鳴らします。
③低速時前方車両警報
設定されたバーチャルバンパー感度の範囲内に前方の車両が入った場合にアラーム表示と警告音を鳴らします。
④    歩行者衝突警報
昼間に、歩行者または自転車が衝突範囲内に入った場合にアラーム表示と警告音を鳴らします。
⑤車線逸脱警報
運転手が意図しない車線変更や車線を越えた場合にアラーム表示と警告音を鳴らします。

 現在、自動ブレーキシステムは、自家用自動車を中心に普及が進んでいますが、ダンプトラックといった工事用車両等、バス、トラック等の業務用車両への普及は、未だ、進んでいない状況にあります。このシステムは、自動ブレーキ機能はなく、あくまでも警告機能として、運転者に注意喚起をするシステムですが、運転者への的確な判断、操作を支援することで、衝突事故を未然に防ぐことが可能です。
 カメラ(イメージセンサ、レンズ等が一体)が組み込まれているメインユニットを車両のフロントガラスに取り付け、このカメラで撮影される画像を、高度かつ高速に処理することにより、歩行者、車両、道路標識、走行車線等を検知します。検知された対象物までの距離等を計測することで、対象物に接近した場合、事故を未然に防ぐための警報を発します。