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2011年04月01日
平成23年度入社式 社長訓示

おはようございます。社長の近藤でございます。

 本日ここに29名の若き精鋭を迎えることができ、心より嬉しく思います。
 はじめに、この度の東北地方太平洋沖地震に際し、この場をお借りしてお見舞い申し上げます。
 皆様のなかにもご家族・ご親戚の方で被災された方はいらっしゃいますか。重ねがさねお見舞い申し上げます。

 

 当社も職員及びその家族・関連会社を含めたオール西松で被災者・被災地の支援と早期復興を目指した復旧作業に全力をあげて取り組んでいるところです。
 私自身も現地入りし被災地を目の当たりにしてきました。新政権誕生以来、耳慣れたフレーズとなっています「コンクリートから人へ」に対して違和感があったのですが、今回の災害を通して、“安全・安心”の為に必要なものは何か、見直しが始まるものだと思っています。それに応えられるようにする為にも建設業が更に力強く進んでいかなければと感じているところです。

 

 本日は次の2点について話をさせて頂きたいと思います。

① 建設業を取り巻く環境と我社の現況
② 皆さんへのお願いと期待するもの

 

〈建設業を取巻く環境と我社〉
 入社早々厳しい話ですが、皆さんご存知の通り、建設業界は今大変厳しい状況にあります。民間設備投資は徐々に回復基調にあるものの、公共建設投資が「コンクリートから人へ」のスローガンのもと、縮小傾向にあることから、建設投資全体としては昨年度から引き続き低調に推移することが予測されます。今回の震災で見直しがあるかと思いますが、時間の掛かることだと考えています。
 このような状況の中、我社においては国内工事に於ける取り組みを強化すると共に時代のニーズを見極めながら、海外事業や開発事業を積極的に展開する方針を打ち出し、組織を再構築し、全社一丸となってこの難局を乗り切ろうとしています。

 このような状況下、これから先、仲間として仕事をする皆さんにお願いと期待するものについて話をさせて頂きます。

 2点目の皆さんへのお願いと期待するものについては次の3項目について話をさせて頂きたいと思います。
① CSR経営の基本方針の認識
② 全ての職員は経営に携わる一員である
③ 困難を創造するのではなく可能性を創造する

 

〈CSR経営の基本方針の認識〉
 我社はCSR経営として、その基本方針を“全てのステークホルダーとWin-Winの関係を構築する”としています。初めて聞く言葉かと思いますので少し説明をしますと、全てのステークホルダーとは我社が事業をするうえで関連する全ての人を言います。具体的には社会・地域・株主・企業先・職員とその家族・関連会社とその職員等です。
 皆さんに判り易い一例をあげて説明しますと、企業先であれば計画から施工管理維持まできちんとした対応をし信頼を得る事で、次もまたお願いしますと言って頂くことです。その為には、技術をはじめとして様々な事を身に付ける必要があると思います。
 それぞれのステークホルダーとの関係について、どうあるのが最善か、そのためには何が必要か、常に考えながら行動して頂きたいと思います。

 

〈全ての職員は経営に携わる一員である〉
 常に経営者の一員であるという意欲のもと行動して頂きたいということです。指示をされないからしない、指示をされたから考えずその通りでいいのだというのではなく、自分の立場で経営者の一員としてできる事を積極的に取り組んでいって頂きたいと思います。

 

〈困難を創造するのではなく可能性を創造する〉
 これは解決すべき問題に直面した時、できない理由をいちいち考えて無駄な時間を過ごすのではなく、どうしたらできるのだろうかと、常に前向きに対峙する姿勢を取るのだという思いを込めたものです。
 ぜひ、これからの社会生活の中で身に付けて頂きたいと思います。

 

 それでは、最後になりますが、皆さんが健康で充実した社会人生活を歩まれることを切に願い、また、これから赴任される各地で大いに活躍されることを祈念いたしまして私の挨拶とさせて頂きます。

 本日は誠におめでとうございます。

 

西松建設株式会社

代表取締役社長  近藤 晴貞