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2018年02月19日
「マッシブウォール工法」の適用推進

当社は、八潮建材工業(株)(東京都墨田区、社長:吉川昇)と平成29年4月に共同開発した軽量鉄骨下地間仕切壁「マッシブウォール工法」を、平成30年2月までに4件の大型物流倉庫で適用しました。今後も3件の採用が予定されており、実施工においても着実に実績を積み重ねております。

■ マッシブウォール工法の概要
物流施設等の階高が高い建築物には、高さ7m程の間仕切壁が必要となる場合が多く、従来の軽量鉄骨下地間仕切壁(以下、LGS壁)を用いる場合、JIS規格によって適用高さは5mまでと規定されています。5mを超える場合は、中間梁を設ける必要があり、設計や施工の手間が増加します。また、大規模な物流倉庫では、倉庫業法(則第3条の4第2項第2号)に規定される大きな耐荷重性能「2500N/m2以上の荷重に耐えられる強度を有すること」を要求されることがあります。
「マッシブウォール工法」では、新開発した下地材「マッシブスタッド」を採用することにより、最大高さ7.7mまで中間梁なしで倉庫業法2500N/m2に対応する大型のLGS壁を実現しています。

「マッシブウォール工法」は、「2500N/m2以上の荷重に耐えられる強度を有すること」を、第三者機関(一般財団法人建材試験センター)による耐荷重試験で確認しています。最大高さは、図-3に示す通り、せっこうボードの仕様によって異なります。

■ マッシブウォール工法の特長
➢ 最大7.7mの高さまで倉庫業法2500N/m2に対応 (せっこうボードの仕様によって異なる)
➢ 5mを超える高さに対して必要だった中間梁工事を省略できるため、工期を短縮できる
➢ マッシブスタッドは、従来と同じ外形(100mm×45mm)で、約1.6倍の断面性能を有する
➢ 板厚は、0.9mmに抑えており、従来のようにワンタッチビス留め可能(特別な工具は不要)
➢ 従来のLGS壁で用いる振れ止めが不要で、省力化につながる

■ 今後の展開
当社では、「マッシブウォール工法」が自社以外の工事でも広く採用されるように、施工手順、注意事項、参考図面等を記載した「標準施工要領書」を整備して、施工業者に提供しています。当社は、今後も、施工性に優れ、省力化を図れる「マッシブウォール工法」の普及を進めてまいります。

 

図-1 マッシブウォール工法の構成

 

図-2 マッシブスタッドの詳細

 

図-3 倉庫業法2500N/m2に対応する最大高さ

 

写真-1 マッシブウォール工法の施工状況 (マッシブスタッド建込み)