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2020年03月25日
タブレット操作で覆工コンクリートの配管切替を遠隔自動制御 - 各種センサーやポンプとの連動で覆工作業を自動化 -

当社は、岐阜工業株式会社(岐阜県瑞穂市 社長:宗像国義)と共同で、覆工コンクリートの打込み作業を省人・省力化し、自動化施工にも対応した、「コンクリート配管切替システム」(エレファントノズル自動配管システム)を開発しました。本システムは、当社が福島県内で施工している国道294号(仮称)五郎窪トンネル工事の「自動化セントル」(2019年10月25日プレスリリース)に搭載しています。

■ 技術の概要
本システムは、山岳トンネル工事での覆工コンクリートの打込み作業において、コンクリート圧送配管の切替え作業を、タブレット端末を用いた遠隔操作で制御することができます。また、セントル(移動式型枠)の型枠面に取り付けたコンクリートの打ち上がり高さを検知するセンサーやコンクリートポンプなどとの連動も可能です。これにより、コンクリートが所定の高さまで打ち上がるとポンプからの輸送を停止し、配管を自動で切り替えて次のブロックへコンクリートを打ち込む自動化施工が可能です。

■ システム導入による効果
(1)配管切替作業の効率化
人力による配管切替作業がなく、自走式マニピュレータが所定の配管孔まで移動して自動接続し、直ちにコンクリートの圧送が可能となるため、安全で効率的に施工することができます。
(2)作業員の負担軽減
配管の切替作業に要する作業員の労力負担を軽減できます。
(3)コンクリートの高品質化
配管切替作業に伴うコンクリート打込み作業の中断を最小限に抑えられるため、打ち重ね時間を短縮でき、より高品質なコンクリートを施工できます。
(4)自動化施工への展開
各種センサーやコンクリートポンプなどとの連動により、覆工コンクリート打込み作業の自動化を実現します。

■ 今後の展開
当社は、山岳トンネルの無人化・自動化施工の実現に向けた技術開発を積極的に進めており、本システムも覆工コンクリートの自動化施工技術を担うソリューションの一つです。今後も、省人・省力化や生産性向上に寄与する自動化施工技術の開発に注力していきます。

(参考)
国内初「自動化セントル」、現場導入へ -覆工コンクリートの施工を完全機械化して省人・省力化-
(2019年10月25日プレスリリース)

 

写真1 コンクリート配管切替システム(エレファントノズル自動配管システム)

 


図1 システム概略図

 



写真2 タブレット端末からの遠隔制御

 



写真3 タブレット画面の一例

 



写真4 自動化セントル(国道294号(仮称)五郎窪トンネル工事)