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2020年12月18日
LPWAを活用し、荷重センサを利用した緑化施設の管理に関する共同研究を開始 ~最適な施設管理の確立を目指して~

当社と株式会社日比谷アメニス(本社:東京都港区、社長:伊藤幸男)は、当社が開発した環境監視クラウドシステム※1を活用して、屋上緑化・壁面緑化等の効率的な管理を実現するための共同研究を開始いたしました。


 
屋上緑化状況(セダム)

 

■背景
近年、国内では労働人口の減少や高齢化に伴って、緑化施設管理の保水(給水)状況把握やその管理の省力化が課題となっています。
また、一般的な緑化施設は、自動潅水装置で保水を行っていますが、ビルの屋上や壁面、施設使用者の室内などに設置してあるため、管理者が保水状況を確認しづらく、乾燥などで植物が枯れてしまう場合があります。
そこで、当社と株式会社日比谷アメニスは、植生基盤や潅水方法を調査・研究し、当社開発のLPWA(Low Power Wide Area:省電力広域無線通信Sigfox)とIoT技術を活用した環境監視クラウドシステム※1で植生基盤の水分を計測し、保水(給水)状況を把握することによって最適な緑化施設の管理を実現するための共同研究を開始いたしました。

 

    重量センサデータを送信する                    植生基盤の下に設置した重量センサ
環境監視クラウドシステム通信BOX 

    

■共同研究の概要
①重量センサによる保水状況の把握
緑化施設に重量センサを設置し、環境監視クラウドシステムを活用することで、植生基盤の重量を測ることで植物の生育に関わる保水状況をタイムリーに把握します。
②重量データによる緑化施設管理の可能性検証
取得した重量データと給水や降雨などの影響を考慮しながら、植生基盤の重量の経時変化と植物の生育状況を対比させ、重量データによる緑化施設管理の可能性を検証します。

■今後の展開
2020年10月から株式会社日比谷アメニスのグループ会社が管理している関東2カ所の緑地にて実証実験を進めております。今後は、それらの成果を踏まえ、施設管理の省力化につなげるとともに、データ収集や異常値の発見による最適な施設管理を目指し、日比谷アメニス水事業推進室で進めているグリーンインフラを視野に入れた水資源・水循環・水再生事業に折込むことを検討してまいります。

※1 環境監視クラウドシステム
https://www.nishimatsu.co.jp/solution/okippa104/