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2010年04月01日
平成22年度入社式 近藤社長挨拶

平成22年4月1日

 

 おはようございます。社長の近藤でございます。

 

 本日ここに、社長として初めての新入社員である40名の若き精鋭を、我々西松建設に迎えられたことを心から嬉しく感じております。

 

 さて、皆さんが就職活動をされた時期は、連日のように我社に関する不祥事が新聞、テレビで報道されていた頃であろうと思います。そんな中で我社を希望し入社された諸君にとっては、非常に勇気ある決断であっただろうと推察いたします。周囲の方々からは「どうして西松建設なんだ?」「他にもゼネコンはあるだろう?」という類の言葉を掛けられた方も少なくはないでしょう。そのことで諸君も不安感にさいなまれたことは否定できない事実だと思います。本当に申し訳なく思っております。しかし、今日を機にそんな気持ちは払拭して下さい。西松建設役職員を代表して私が約束致します。西松建設は「必ず立ち直ります。安心して下さい!」

 

 皆さんが入社された西松建設は創業135年を超える歴史と伝統のある会社であります。明治7年の創業以来「技術の西松」として社会インフラの構築、よりよい環境づくりの面で、技術と経験を持って社会に多大な貢献を果たしてきました。そして、諸先輩方が築き上げた『信用・信頼』を誇りに思える会社でもあります。

 

 しかしながら、創業以来の衝撃的な出来事となった今回の不祥事によって、当社の社会的イメージが失墜したことは言うまでもなく、これまで信用して頂いていたお客様からの『信用・信頼』をも完全に揺るがす事態となりました。
我々はこの状況を真摯に受け止め、失った信用を取り戻すため、5月15日を『新生西松の日』と定め、「第2の創業」として“新生西松”を実現するべく、新たな社是のもと役職員一丸となり邁進しているところであります。

 

 日本経済は現在、一昨年秋のリーマンショックに端を発した世界同時不況の波にのまれ百年に一度といわれる深刻な状況下にあります。経済全体は徐々に持ち直してきているといわれておりますが、建設業界は引き続き厳しい状況が続いています。
 そのような厳しい状況の中で、新入社員の皆さんにも今日からは、「チーム西松」として我々と共に戦って頂くことになります。この難局を悲観視するのではなく、自分を鍛えるチャンスと捉えて、前向きに挑戦して頂きたいと思います。皆さんの自由で柔軟な知能と若く疲れを知らないその体力を是非、“新生西松”実現のために託してください。


 先ほど申し上げた“新生西松”が掲げる新たな社是とは、「勇気、礼儀、正義」〜挑戦する姿勢、感謝する気持ち、正しい姿勢〜 であります。新入社員の皆さんには、この社是を基にした当社の行動規範のうち、特に次のことを考えながら西松生活を送られることを望みます。
 まず、「社会の一員たることを自覚し、正義と遵法の精神をもって、勇気ある行動をとる」、つまり、様々な勉強や知識の積み重ねによって、善悪を正しく判断できる力を養ってください。そしてその信念に基づき、勇気と自信をもって行動できる人間になってください。
 次に、「組織人として協調し、礼儀を重んじ、誰からも愛される豊かな人間になる」、つまり、常に礼儀をもって人と接することを心がけてください。「相手を尊敬し、心を開いて人と接することでこちらの誠意を伝える。」そのような心がけの積み重ねが人間性を豊かにし、いずれは周りの人から愛される人間になるということを心に留めておいてください。

最後になりますが、健康には充分留意され、新生活を歩んでいって下さい。皆さんの今後の健闘と、幸多き事を心から祈念申し上げ、私の挨拶といたします。

 本日は誠におめでとうございます。


 

西松建設株式会社

代表取締役社長 近藤 晴貞