処理施設

微細気泡を用いたVOC含有排水の高効率ばっ気処理装置

マイクロ/ナノポーラスセラミック膜で発生させた微細気泡によるばっ気処理技術を確立し処理性能を向上

従来のばっ気処理では、ブロアーで送気されたエアーを散気菅またはエジェクターポンプを通して発生させた気泡によって、液相のVOCを気相へ分離(気液分離)して除去を行いますが、気泡サイズは1mm以上(ミリバブル)と比較的大きいものでした。そこで我々は、より小さいサイズの気泡を、セラミックモジュールを使用して発生させた1mm未満の微細気泡を使用することで、VOCの気液分離効率を大きく向上させることに成功しました。

【本装置の特徴】
① 微細気泡を発生させるセラミックモジュール(Φ=27.2mm、L=500mm)は6本で1ユニット(処理ユニット)を構成し(写真)、大きさもコンパクトです(W×L×H=280mm×640mm×600mm)
② 処理性能は、コンパクトな処理ユニットの設置数に応じて自由に調整可能です
③ 既存のばっ気処理装置に処理ユニットを水槽内に追加・設置することで、処理装置を複数設置することなく処理性能を向上させることも可能です(3m3水槽の既存ばっ気処理装置に3ユニット追加した場合、最大約3倍の処理性能向上を実証実験で確認)

※本技術は、京都大学大学院(エネルギー科学研究科 日下英史助教)との共同開発技術です。

 

処理ユニット本体(セラミックモジュール6本)

 

処理ユニットによるVOC汚染水のばっ気処理フロー