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NEW INITIATIVES
BY NISHIMATSU

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TOPIC 01

油圧ショベルの遠隔操作・自動化技術を開発 山岳トンネルの無人化施工が可能に

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建設業界では、高齢者の大量離職や若手入職者の減少によって、将来的に労働力の不足が懸念されています。

また、山岳トンネル工事では切羽における肌落ち災害がたびたび発生しており、作業員が切羽に立ち入る機会を減らすことが課題となっています。このような背景から、西松建設ではトンネル施工重機の無人化技術の開発に取り組んでいます。

現在実証確認を行なっているバックホウやブレーカなどの油圧ショベルは多くの場面で用いられることから、無人化による安全性向上や省人化等の効果が大いに期待されています。

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TOPIC 02

コンクリート打設管理アプリを開発 残コン・戻りコンの大幅抑制の実現に期待

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コンクリート打設において、一般的な計算方法では設備配管等の埋設物や型枠の変形が考慮されず、実際に打設するコンクリート数量が事前の計算結果と異なる場合が多くあります。

その際に余ってしまう残コン・戻りコンは現場の大きな課題であり、実際にその管理業務は技術者の大きな負担になっています。

本開発システムにより、打設前のコンクリート数量の算出作業と、打設当日の最終調整時のコンクリート数量算出作業が自動化され、また調整数量の算出精度が向上することで、現場技術者の業務負担の軽減・効率化の実現や残コン・戻りコンの大幅抑制による環境負荷の低減が期待されています。

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TOPIC 03

道路や駐車場に浮遊する不純物を効率的・低コストで除去 コンパクトに市街地の待機浄化を実現

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現代の日本では都市部で排出される自動車排気ガスの増加とそれに伴う対策システムのコストと設置スペースの問題が課題としてある中、「西松式大気浄化システム」は、道路トンネル及び沿道等の汚れた空気中の浮遊粒子状物質(SPM)や窒素酸化物(NOx)を高効率で浄化可能な機械式大気浄化システムです。

特徴として3つあり、従来のものに比べ、コンパクトなものになっており、市街地での換気計画の自由度が増します。

また、安価な建設コストとランニングコストを実現することで、用地取得コスト面でも有利です。

さらには、耐久性にも優れており、脱硝装置にNOx吸着分解剤として再処理できる新開発素材『特殊脱硝材』は再生を繰り返すことにより、半永久的に連続使用が可能なシステムなため、環境の保全とコスト削減の両立を実現しております。

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TOPIC 04

世界基準の「脱炭素」へ向け、全社を上げた取り組み Co2排出量削減計画「ZERO30ロードマップ」 世界基準の「脱炭素」へ向け、全社を上げた取り組み Co2排出量削減計画「ZERO30ロードマップ」

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当社は、「脱炭素」を重要な経営課題として捉え、これまで2030年を年限とした国内建設事業を対象としたスコープ1、2の削減計画「ZERO30ロードマップ2021」を2021年4月に策定し、活動を推進してまいりました。

今回さらに対象範囲を当社グループ全般に拡げ、「ZERO30ロードマップ2023」を策定しました。これは各CO2削減施策の強化を図るとともに、新たにスコープ3の目標を可惜に加えたものです。

CO2排出量削減活動に加えて、脱炭素社会の形成に貢献すべく、再生可能エネルギー事業による発電(創エネ)を順次行っています。

世界基準で2030年までの早い時期に、『残余排出量-創エネによる削減効果』がZERO(0)になることを目指し計画を推進しております。

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TOPIC 05

省エネと快適なオフィス環境を実現 伊藤忠商事グループとの協業リニューアル

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当社では、環境保全・省エネとオフィス環境の快適さの両立を図るため、伊藤忠商事グループとの協業の一環で、大建工業の全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」をオフィス向けに共同開発し、試験導入しております。

当社は技術研究所(神奈川県愛甲郡愛川町)の一部を改修し、ZEB設計に資する要素技術の実証ができる空間としてリニューアルを図りました。ワークスペースや会議室など使い方が異なるいくつかのオフィス空間を設け、それぞれの空間に適した省エネ技術を導入し、省エネかつ快適性が向上する空間を目指しております。

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