社会貢献活動

愛川技術研究所で見学会を開催しました

本社2011年11月30日

2011年11月30日(水)、愛川技術研究所(神奈川県愛甲郡愛川町)において、近隣の愛川町立菅原小学校5年生の児童80名を招いた、研究所見学会を開催しました。地域とのコミュニケーション促進とともに、日本の将来を担う子供達に建設業の社会的役割を知っていただきたいとの思いで企画したものです。

今回のテーマとしては、3月11日の東日本大震災を踏まえて、地震に関する様々な現象とそれが建造物に及ぼす影響、加えて個々の現象に対する対策を提案している建設業の取り組み等を紹介ました。また見学会に先立って、地震や津波、液状化現象などに関する事前講習ビデオを配布し、見学会当日の参考としていただきました。 見学会では、愛川技術研究所所有の大型振動台を用いて、震度の違いによる被害状況を理解していただくために、今回の東日本大震災で記録された宮城県仙台市(震度6強)と神奈川県相模原市(震度4)の地震動を再現したり、一部地域で観測された液状化現象について、模型を用いて対策の必要性とその効果を説明しました。特に振動台実験では、実物に近い地震動の迫力に、見学児童からは驚きの声が上がり、地震のエネルギーの凄さを実感していただいたところです。

見学会の最後には、菅原小学校長から見学会開催についての感謝とともに、「西松建設が『志の高い企業』であることが分かった」という大変有り難いお言葉を頂戴し、当社としても大変意義深い活動となりました。当見学会は、今後も随時開催する予定としています。


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