建築技術
ICT技術

床コンクリートひび割れ検査システム

屋内自律飛行UAVによる自動分割撮影

概要
床コンクリートひび割れ検査の省力化を図るため、デジタル一眼カメラを搭載した屋内自律飛行ドローンにより床面を分割・連続撮影し、得られた撮影画像からひび割れ検出を自動で行うシステムを構築しました。本検査システムの検証を行った結果、非GPS環境下において開発したドローンが自動で飛行し撮影できること、また、撮影画像によるひび割れ検出およびひび割れ図の作成ができることを確認しています。

特長
■撮影ポイントへすばやく正確に移動し、床面の分割撮影を自動で行えます。
■高解像度で撮影された写真により、幅0.1mmのひび割れを検出できます。
■多くの作業が自動化され、検査者の負担低減や時間短縮などの省力化が期待できます。