概要
浸透固化処理工法は、既設構造物周りの地盤に浸透性のよい薬液を注入し、地盤内の間隙水を固結物で置換することにより、地盤のせん断強度や液状化抵抗強度を増加させる工法です。

特長
■液状化対策や吸出し防止、土圧低減に効果があります。
■従来の薬液に比べ、高い浸透性を有しています。
■液状化抵抗強度が確実に増大し、長期的な劣化はありません。低圧で注入するため構造物への影響は極めて小さく、施設を供用しながらの施工が可能です。
■斜めや曲線ボーリング施工を用いることにより、構造物直下の改良も可能です。
■注入径が大きくなるため、従来の注入工法に比べコストダウンがはかれます。