土木技術
山岳トンネル

ネットキーパー工法® TN

覆工コンクリートはく落防止工法

概要
本工法は、トンネル覆工コンクリートを対象にしたコンクリート小片のはく落対策技術(繊維接着系工法)です。湿潤コンクリート面(コンクリート表層が飽水状態)にも施工でき、東・中・西日本高速道路(株)の「トンネル施工管理要領」(平成27年7月)に規定された小片はく落対策工に適合した製品です。

特長
■トンネル坑内の覆工コンクリート面が湿潤状態でも十分な接着力を発揮
■軽量かつ柔軟なメッシュシートは構造物隅角部への追従性に優れ、繊維の浮き上がりを低減
■使用材料の粘性を調整することで、左官施工時のコテ離れ・コテ切れが良く施工しやすい
■プライマーと接着剤は無溶剤型、仕上げ材は水性の材料を採用し、坑内作業時の安全性を確保