土木技術
インフラ

中流動コンクリート

高い流動性と材料分離抵抗性をあわせ持った締固めを必要とする高流動コンクリート

概要
中流動コンクリートは、土木工事で用いられているスランプ8~12cmの普通コンクリートよりも高い流動性と材料分離抵抗性を兼ね備えた締固めを必要とする高流動コンクリートです。スランプフローは35~50cm程度で、従来の普通コンクリートと高流動コンクリートの中間的な性状を有しています。

特長
■一般的な土木スランプ配合よりも流動性と材料分離抵抗性に優れている
■狭隘部や鉄筋量の多い箇所への施工に有利
■現場での後添加製造も可能

所要の流動性に見合った材料分離抵抗性を付与するため、配合はセメントや混和材(フライアッシュ、石灰石微粉末)を多く用いた粉体系配合のほか、増粘剤を含有した化学混和剤(高性能AE減水剤、流動化剤)を用いた配合などがあります。またコンクリートの製造は、一般的な生コン工場での製造のほか、現場に到着したスランプコンクリートに特殊な化学混和剤を後添加してフロー化する方法があります。