土木技術
インフラ

高流動コンクリート(後添加型)

増粘剤一液型混和剤をスランプコンに後添加して高流動化

概要
現場に到着したスランプコンクリートに増粘剤を含有した化学混和剤を後添加して高流動化したコンクリートです。ベースコンクリートの単位セメント量は380~480kg/m3程度、低粘度で材料分離抵抗性を損なうことなく流動性を高めることができ、高密度配筋部や狭隘部など締固め作業が困難な箇所の施工に有効です。

特長
■後添加型混和剤に含まれる増粘剤成分で高い分離抵抗性を付与
■高密度配筋部や狭隘部などへの施工に有利
■後添加型混和剤の添加量調整で打込み品質を安定確保

一般に、高流動コンクリートは生コン工場での製造管理が難しく、安定した品質で出荷するには製造者側に高い品質管理能力と経験が求められます。一方で、後添加型の高流動コンクリートは、ベース配合が扱いやすく、生コン工場の製造管理が比較的しやすい上、現場に到着したベースコンクリートの品質を見極めて後添加する混和剤の量を調整できるため、今後、採用工事が増えると期待されます。