INTERVIEW

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お客さまの期待と条件に応え、答えのない世界で創造性を発揮するより良い設計者になる。
S.M 2013年入社 自然科学研究科 建築学専攻 卒
建築設計職 本社 建築事業本部
意匠設計部 企画設計課

※所属はインタビュー当時のものです

Q1 入社動機と入社後の会社の印象は?

小規模から大規模まで 
設計から施工まで
幅広い経験を求めて

私がこの会社に入社した動機は、実家が建設業を営んでいたことから、幼い頃から建築に親しんできたことにあります。ものを作ったりデザインを考えたりすることが好きで、自然と建築の道を選びました。ゼネコンを選んだのは、建物の設計から施工まで、一貫して自社で行うので、どうやって建物をつくるのかを広く学べると思ったからです。

入社後、最初に印象に残ったのは、会社の雰囲気の明るさです。社員同士が話しかけやすく、親身になってサポートし合う文化が根付いています。特に、業務においてもそれ以外の場面でも協力し合う姿勢があり、チームワークを大切にする風土が感じられます。このような環境は、私が成長する上で非常に重要であり、安心して意見を出し合える場を提供してくれています。

また、中堅ゼネコンならではの柔軟性も魅力の一つです。大規模なプロジェクトから小規模なものまで、幅広い経験を積むことができ、さまざまな視点から建築設計を学ぶことができます。これにより、私自身のスキルを高めるだけでなく、お客さまに近い関係で仕事をする機会があるため、完成した建物を使ってくださる様子を見ることができたり、感謝の言葉をいただいたりする機会も多く、喜びを感じています。

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CAREER STEP

1〜2年目

本社 建築設計部

確認申請や行政協議の図面・資料作成

3年目〜

関東建築支社 建築設計部

共同住宅、事務所、工場などの設計を担当

12年目
(現在)

本社 意匠設計部

PLとして設計業務から監理業務に取り組む
現在は、事務所・ホテルの基本設計業務に取り組み中

Q2 今の仕事の難しさとやりがいは?

毎回異なる要望に
限られた条件で応えていく
挑戦こそやりがい

私の仕事の難しさは、常に「答えがない」という点にあります。お客さまの要望や好みは毎回異なり、建物が建つ敷地や環境もそれぞれ異なるため、同じものは存在しません。その中で、いかにお客さまの期待に応えつつ、法規制や敷地の特性、制約に即した設計を行うかを考えることは、非常にチャレンジングです。特に、限られた条件の中で創造性を発揮しなければならないため、毎回新たな課題に直面します。

しかし、その難しさがあるからこそ、やりがいも大きいと感じています。設計から竣工までの長いプロセスを経て、頭の中で描いていたものが実際の形として出来上がったときの達成感は格別です。特に、完成した建物をお客さまに見ていただき、感謝の言葉をいただいた瞬間は、何物にも代えがたい喜びを感じます。お客さまの期待に応えることができたと実感できる瞬間は、私の仕事の原動力となっています。

このように、難しさとやりがいが共存する仕事だからこそ、日々の挑戦が私を成長させてくれると感じています。これからも、より良い設計を追求し続けていきたいと思います。

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Q3 これからの目標、携わってみたい案件は?

技術、トレンド、学びを積み重ねて
より良い設計者へ

私のこれからの目標は、日々の業務の中で少しずつでも知識を蓄え、成長していくことです。毎日何か一つ新しいことを学び、それを自分のスキルとして積み重ねていくことで、より良い設計者になりたいと考えています。建築の世界は常に進化しており、新しい技術やトレンドが次々と登場しますので、柔軟に対応できる力を身につけることが重要だと思っています。

また、これまで共同住宅、事務所、工場、学校など、比較的多様な用途の建物の設計に携わる機会がありましたが、今後も新たな用途の建物に挑戦し、自分自身のスキルや経験をさらに高めていきたいと考えています。特に、現在携わっているホテルの計画は、私にとって非常に魅力的なプロジェクトです。ホテルは、デザインだけでなく、機能性やお客さまの体験を考慮する必要があり、幅広い視点が求められます。この計画が実現することで、私の成長につながると信じています。

将来的には、これまでの経験を活かし、より大規模なプロジェクトや地域に貢献できるような案件にも挑戦していければいいなと思います。建築を通じて、より多くの人々に喜んでもらえるような仕事をしていきたいです。

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Q4 あなたにとって「まかせられる人」とは?

信頼性 コミュニケーション能力
柔軟性を兼ね備えた存在に

私にとって「まかせられる人」とは、信頼性と専門性を兼ね備えた人です。建築設計の現場では、さまざまな専門家が協力し合いながらプロジェクトを進めていきますが、その中で自分の役割をしっかりと理解し、責任を持って行動できる人が求められます。特に、建築設計は答えがない分野であり、お客様からの要望を的確に聞き出し、さまざまな制約や条件を整理する能力が必要です。まかせられる人は、こうした複雑な情報を整理し、最適な解決策を見出す力を持っています。

また、まかせられる人は、周囲とのコミュニケーションを大切にし、チーム全体の目標に向かって協力する姿勢を持っています。建築プロジェクトは多くの関係者が関わるため、情報の共有や意見の調整が不可欠です。まかせられる人は、他者の意見を尊重し、円滑なコミュニケーションを図ることで、チームの結束を高める役割を果たします。

さらに、柔軟性と適応力も重要です。建築の現場では、予期しない事態が発生することが多く、計画通りに進まないこともあります。まかせられる人は、そうした状況に対して冷静に対処し、必要に応じて方針を見直すことができる人です。変化に対して前向きに取り組む姿勢は、チーム全体に良い影響を与えます。

このように、信頼性、コミュニケーション能力、柔軟性を持つ人が「まかせられる人」であり、私もそのような存在になれるよう努力しています。建築設計を通じて、共に成長し、より良い成果を生み出すために、日々精進していきたいと考えています。

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DAILY SCHEDULE

08:30
出社
メールチェック・返信
09:30
計画案のボリューム検討
12:00
昼食・休憩
13:00
定例会議資料作成
16:00
定例会議
17:00
会議での懸案事項等を取りまとめ
19:00
退社

DAY OFF

夏季休暇やGWには、まとまった休みが取れるので、旅行に行きます。街歩きして建築を見るのが好きなので、旅行先は、見たい建築があるかどうかで決めることが多いです。街歩きに夢中になっていると、気づいたらすごい歩数を歩いていたりするので、今年もたくさん街歩きして、運動不足を解消したいと思います。

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