INTERVIEW

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五感を研ぎ澄ませ事業スキームを構築し、新たなビジネスチャンスを掴みたい。いつか故郷に恩返しを。
S.O 2021年入社 理工学群 社会工学類 都市計画主専攻 卒
開発職 本社 アセットバリューアッド事業本部
広島県廿日市市駐在

※所属はインタビュー当時のものです

Q1 入社動機と入社後の会社の印象は?

地元の活気を取り戻したい
士気が高く
活気がある社員に惹かれて

元々まちを散歩したり、その土地のものを味わったりすることが好きです。中でも地元が一番好きですが、地元のまちの人口が減少し、活気がなくなっていく姿を中学・高校時代に感じていました。なんとかしたいと思い、大学では都市計画を学びました。

学生生活を通じて、まちは人と人とのつながりで紡がれていくことを実感し、人のつながりを大切にしながら土地の文化や魅力をかたちに残していく仕事をしたいと思い、まちづくり関係の職業を幅広く検討しました。OG訪問で西松建設を訪ねた時、20代の先輩方が自分の考えを持ちながら多くの関係者と大きな事業を進めており、その誇りをもって仕事をしている様子に惹かれ、西松建設を志しました。

私の所属するアセットバリューアッド事業本部は、所属する人の性格こそはさまざまですが、勢いと活気がある部署です。20代のうちから自分の担当事業をどうしたいか、会社をどんな組織にしていきたいか、どんどん意見をすることができる環境にあります。自分を高めようとしている人が多く、士気が高く、刺激を受けます。そんな中でも雰囲気は和やかで、困った時は助けてくれる上司がいます。入社前に考えていた以上に生き生きと仕事に取り組める環境だと感じています。

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CAREER STEP

1〜2年目

オフィス・ホテル開発の案件組成補佐・事業管理
商業施設の管理・運営業務

3〜4年目

広島県廿日市市内の土地区画整理事業 業務代行
観光交流施設開発事業の推進運営業務

Q2 今の仕事の難しさとやりがいは?

愛と信念を持って取り組む
世界遺産を望む大規模開発事業

私は今、世界遺産の宮島を眺めることができる約70haの広大な敷地で、大規模開発事業に携わっています。市の上位計画に「新都市活力創出拠点」と位置づけられ、数十年の長い年月をかけて動いてきた事業です。現在造成工事を進めており、造成工事完成後にはホテル・商業施設などを計画しています。まちの産業・交通・観光などの構造をも変革させるこの大規模開発は、地権者・企業・行政・生産者・市民の方など、関係者が非常に多いです。西松建設としても土木・建築・アセットバリューアッドと、異なる事業本部が連携して事業を推進しています。答えのない中で、意見をどのように集約していくかが難しく、面白くもあります。

私は事業に携わって2年弱ですが、愛と信念を持って取り組んでいます。何度も繰り返し事業の説明・意見交換をしてきて、少しずつですが、事業が前に進む時にやりがいを感じます。

先日、地元小学生向けに現場主催の造成工事現場見学会・事業地の将来を考えるワークショップを行いました。帰りがけ、小学生が「すごく楽しみ!」「こんなお仕事していてかっこいい、推しです!サインしてください!」など声をかけてくれとても嬉しかったです。同時に、多くの方が関心を持ち、心待ちにしているこの土地を、人々の心に残る場所にしていきたいと強く思いました。

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Q3 これからの目標、携わってみたい案件は?

五感を研ぎ澄ませ
新たなビジネスチャンスを掴む
人と故郷に恩返し

形に残る仕事であるからこそ、いいものを残したいです。いいものは、自分が知らないと創り出せないと思います。だからこそ世の中にあるさまざまなモノ・コト・トキを、自分の五感で経験し、感性と感覚を磨くことは意識したいことです。日々目まぐるしく変わる世界の中で、トレンドをつかみながら、未来を考え、事業スキームを構築し、新たなビジネスチャンスを掴みたいです。上司や会社を説得し、新しい風を吹かせ、面白い会社になったらいいなと思います。

不動産開発事業では、土地や不動産に関する知識はもちろん、土木・建築に関する知識やコスト管理能力、コミュニケーション能力など、幅広い知識や能力も必要です。西松建設はゼネコンなので、土木や建築のプロフェッショナルが同じ会社にたくさんいます。皆さんとコミュニケーションをとりながら、会社全体で120%の力を発揮できるような関わり合いができるのが理想です。

開発職には20代・30代の先輩方がたくさんいます。仕事でも活躍する憧れの女性の諸先輩方を私のこれからのロールモデルとしながら、生活や家庭も大切に、自分自身どのような人生を歩んでいくか考えていきたいです。最終的には、自分を育ててくれた人や故郷に、仕事を通じて恩返しをすることが私の人生の目標です。

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Q4 あなたにとって「まかせられる人」とは?

明るく前向きに
現場を見聞きし
理解する「現場第一」

不動産開発の事業を進める中で、企画・設計・売買・施工・運営・管理などさまざまな関わり方があります。課題となることもさまざまですが、解決方法を頭で考えるだけでは机上の空論です。どの段階で関わったとしても「現場で何が起きているか」を目で見て耳で聞いて隅々まで理解している人こそ、説得力があり、信頼でき、「まかせられる人」だと思います。

例えば、「昨日の雨でA地権者が区域近くの田んぼの用水の件で困っていた」「施工現場のこの場所が課題だから、全体最適のためには計画をこのように変更するべきではないか」「事業地内のこの場所に立つと緑が視界に入る」など、現場の多種多様な情報を知っていることが事業を円滑に進める鍵になると思います。現場の形は事業によってさまざまですが、どの事業でも現場を第一に考えたいです。

また仕事をしているとどうしても壁にぶつかったり、想定外のことが起きたりして、なかなか前へ進まなくなってしまうことがあります。そんな時に、明るく前向きに前へ進む方法を柔軟に考えられる人がいると、安心でき、この人と一緒に仕事がしたい、まかせたいと思います。「Oさんにまかせたいね」と言ってもらえるように、現場第一に明るく前向きに働いていきたいです。

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DAILY SCHEDULE

08:30
出社
メール確認
09:00
打合せ・資料作成
10:00
市内企業を訪問・意見交換
12:00
昼食・休憩
13:30
関係者(事務局・現場・市・コンサル)が集まる事業推進会議に参加
15:30
会議後の打合せ・資料作成
17:30
退社

DAY OFF

昔から旅行へ行き街並みや食事を楽しんだり、文化や歴史を学んだりするのが好きで、入社3年目の時に47都道府県を制覇(訪問)しました。コロナが明けてからは、有給休暇なども活用しながら時間を見つけてたくさん海外旅行をしています。昨年は6カ国旅行しました。

仕事でホテル事業に携わっていることもあり、旅行に行った時は奮発していいホテルに泊まって満喫しています。自分で体験すると、仕事中に考えたり調べたりしていただけでは浮かばなかった視点やアイデアを発見できると感じています。非日常を味わい、リフレッシュでき、また明日からも頑張ろうと思えます。

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また、社会人になってからワインの奥深さに目覚め、生産地・ぶどうの品種・土壌などを調べながら、生産者の心情やその土地に想いを馳せて楽しんでいます。仕事を介して知り合ったビストロのお母さまにワインの極意を教えていただくのが好きです。自宅ではワイングラスもコレクションして、ぶどうの品種や味わいによって使い分けています。最近はワイナリーへ行ったり、地元の食材とのペアリングをしたりして楽しんでいます。大人になったなぁなんてしみじみしています(笑)

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