INTERVIEW

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困難なことがあっても一人で抱え込むことなく、協力して現場を動かす設備のプロに。
Y.E 2020年入社 環境人間学部 環境人間学科 卒
設備職・設備設計職 西日本支社 藤枝志太出張所

※所属はインタビュー当時のものです

Q1 入社動機と入社後の会社の印象は?

インターンシップで感じた
「人」の魅力

私は大学で建築を学んでいく内に、大きな建物が目の前で建てられていくことに興味を持ち始めました。また、温熱環境系の研究室に所属していたこともあり、それらを結び付けてゼネコンの設備職を目指すようになりました。

就職活動が始まり合同企業説明会に参加していた時、他社は会社説明をメインにしていましたが西松建設は他とは違い学生の質疑応答をメインに行っており、他社とは違う雰囲気が気になったので1dayインターンシップに参加を決めました。1dayインターンシップでは座学や現場見学を行いましたが、設備職希望が私一人だったこともありほとんど設備の内容を聞くことが出来ずに終わってしまったため、アンケートで設備の内容をもう少し聴くことができないかと記載しました。

すると後日、当時の設備課長から連絡があり、個別に現場見学を行っていただいたのです。学生に対しても親身になって対応していただいたことがとても嬉しく、深く印象に残っており、入社を決めた一番の理由となっています。

入社後も印象は特に変わらず、風通しの良さを感じています。どこの配属になっても上司や先輩が気にかけてくれるので、困難なことがあっても一人で抱え込むことなく、解決に向けて全員で取り組んでいます。

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CAREER STEP

1年目

分譲共同住宅の設計補助

図面修正・諸官庁協議・各計算書作成

2年目

大阪府内病院新築工事

写真管理・現場確認・調整・各種検査対応・別途工事との調整
コロナ禍により既存病院の改修工事も担当

3年目

三重県内公共建築改修工事の設計

概要書作成・諸官庁協議・定例打合せ・図面チェック

4年目

上記案件の監理・静岡県内宗教施設の設計

(監理)設計変更対応・定例打合せ・検査対応
(設計)概要書作成・諸官庁協議・定例打合せ・図面チェック

5年目

上記案件の監理・静岡県内ごみ処理施設新築工事

(監理)設計変更対応・定例打合せ・検査対応
(施工)図面・施工要領書チェック・定例打合せ・現場確認調整

Q2 今の仕事の難しさとやりがいは?

「自分で決めたこと」が
形になる喜び

現在の現場では設備工事の主担当を担っており、設備に関することはすべて自分で進めていかなければなりません。現場経験が少ない中でどう進めればいいのか分からないことばかりですが、上司や協力会社の方に教えてもらいながら進めています。

ただ、上司も同じ現場にいますが他の現場を兼務しているため不在なことが多く、設備に関する質問がすべて自分に来ることもあります。そんな時はわからないことは正直に「わからない」と伝え、自分で調べたり協力会社に確認したり、他現場の先輩に聴いたりして自分なりの答えを導き出しています。

設備職は若い時から現場対応だけでなく図面チェックや定例会議の参加など多くのことをまかされるため、大変と感じることも多いですが、その分知識の習得が早く、たくさんのことを経験できるということをポジティブに捉えています。特に自分で決めたことが実際に現場で施工され、竣工を迎えた時には大きなやりがいを感じます。

また、仕事以外においても、ある建物に行った時に周りを見渡せばどこに配管が通っているのか、各設備はどのような方式を採用しているのかなど、普通の人は気付かないことに気付けるようになっていくこともこの仕事の面白みでもあり、やりがいでもあると思います。

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Q3 これからの目標、携わってみたい案件は?

コストを下げて利益を出す
会社と自分の成長を目指す

これからの目標は「利益を出すこと」です。現在は目の前のことに精一杯になっていますが、会社としては利益を出さなければ成り立ちません。お金を掛ければより良い建物が出来るとは限らないので、どのようにすれば利益が出るのか、不必要なコストを削減できるのかを、日々上司や先輩方の背中を見て学びながら業務に取り組んでいます。現場ごとの利益の積み重ねが会社の成長につながり、いつか自分に還元されると考えています。

携わってみたい案件はショッピングモールのような大型商業施設です。将来、自分の家族や友人たちに快適に利用してもらえるよう、自分なりの工夫を施して現場監理をやりたいと考えています。後はもう一度病院を担当したいです。以前は初めての現場で右も左もわからずに、上司や先輩から指示を受け必死に業務をこなすだけで終わってしまったので、次は一から施主や協力会社と打合せをしていき自分が造ったと胸を張って言えるようになりたいです。

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Q4 あなたにとって「まかせられる人」とは?

積極的なコミュニケーションで、
人間関係を構築する

私にとっての「まかせられる人」は『コミュニケーションを取れる人』です。就職活動をしていると「コミュニケーション力」という言葉をよく聞きますが、簡潔に言えばさまざまな人と話す力のことです。

現場は常に動いていて変化していくため、問題点や課題が発生します。新入社員の頃は特にわからないことがほとんどなので、問題が起きた時にどうすれば良いのか判断に迷うことが多々あります。しかし、そういった時こそ周りの人にいち早く相談し、解決へと向き合うことが大切です。設計においても同様で、協力会社や水道局や消防などの行政、意匠設計者や構造設計者など多くの人と深く関わることとなるため、自ら積極的にコミュニケーションをとることが大切です。

設計や現場などどんな状況においても、さまざまな人と話すことで人間関係が構築されていき、何か問題が起きても周りの人が協力してくれるようになります。そのほか小さなことも気にかけてくれるようになり、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。この仕事では竣工まで非常に多くの人が関わるため、自分一人で抱え込まず、さまざまな人と話すことが大切です。そうすることで自分の知識も増えていき、周囲からの信頼も得ることができると思います。

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DAILY SCHEDULE

08:00
朝礼
KY活動・現場巡視
09:30
施工要領書・施工図チェック
11:30
職長打合せ
12:00
昼休憩
13:00
定例会議または協力会社との打合せ
15:00
現場巡視
16:00
議事録作成・打合せ内容まとめ
18:00
翌日の打合せ資料作成・雑務
19:00
終業
週一回は社会人サッカーへ!

DAY OFF

静岡に引っ越して来てからは市内の社会人サッカーチームに入り、週2回程度サッカーで汗を流しています。チームには高校生から親世代までさまざまな年齢の人が所属しており、新しいつながりができました。週末はほぼ毎週練習や試合があり、仲間とともに日々奮闘しています。サッカーをしていると学生の頃の気持ちを思い出しますが、あの頃のように身体は動かず、いつも週明けは筋肉痛の状態で出勤しています……。

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そのほかはSNSなどでご当地グルメや穴場スポットを探して実際に行き、住んでみないとわからないその土地の魅力を感じながら日々過ごしています。例えば静岡はお茶の名産地なので、お茶屋さんでさまざまな種類のお茶を飲み比べしたり、煎茶のテイクアウトをしてみたりとほかの土地ではあまり目にしないようなことが経験できます。引っ越しのたびに「住めば都」と思い、その土地の魅力を感じながら日々リフレッシュしています。

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