INTERVIEW

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文化や考え方の壁も乗り越えて、世界中の技術者とともに国内外で活躍する技術者になる。
Y.I 2018年入社 工学部 第二部電気工学科 卒
電気職 国際事業本部
タンピネス工事事務所(シンガポール)

※所属はインタビュー当時のものです

Q1 入社動機と入社後の会社の印象は?

大規模シールドトンネル工事の
迫力に圧倒

入社前に大規模シールドトンネル工事の現場を見学し、その迫力に圧倒されました。巨大なシールドマシンが地中を掘り進め、数多くの技術者が連携しながら工事を進めていく姿を見て、「自分もここで働いてみたい」と強く思ったのがこの仕事に興味を持ったきっかけです。さらに、見学の際に先輩方と話をする中で、現場の雰囲気や社員の人柄が自分に合っていると感じたことも入社を決めた理由の一つです。

入社後はシールドトンネルの現場をいくつか担当し、日々学びながら仕事をしています。現場には、土木工事が好きで熱い心を持った社員が多く、厳しさの中にも情熱を感じる環境です。また、優秀な技術者が多く、毎日刺激を受けながら成長できることにやりがいを感じています。

施工管理の仕事は計画通りに進まないことも多々あり、課題が次々と発生しますが、チームで協力しながら乗り越えていく面白さがあります。自分の関わった工事が形になり、社会のインフラとして残ることに、大きな達成感と誇りを感じています。

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CAREER STEP

1〜3年目

新潟県内シールド工事

シールドトンネル施工管理(測量・材料手配・掘進管理・解体計画)
ゲリラ豪雨対策の雨水幹線築造工事

3〜4年目

東京都内シールド工事

シールドトンネル施工管理(設備計画・測量・材料手配・掘進管理)
原水トンネル築造工事

4〜5年目

東京都内シールド工事

H&Vシールドトンネル施工管理(設備計画・測量・材料手配・掘進管理)
ゲリラ豪雨対策の雨水幹線築造工事

5〜6年目

シンガポールシールド工事

シールドトンネル施工管理(設備計画・維持管理・材料手配・掘進管理)
大深度下水幹線築造工事

6〜7年目

シンガポールシールド工事

大断面シールドトンネル施工管理(設備計画・測量・材料手配・掘進管理)
地下鉄トンネル築造工事

Q2 今の仕事の難しさとやりがいは?

文化や考え方の壁も
違いを尊重することで乗り越える

3年ほど前からシンガポールの現場に赴任し、言語はもちろん、仕事の仕方やルールなど日本とはまったく異なる環境で働いています。文化や考え方の違いから、意思疎通が難しい場面も多く、最初は戸惑うことばかりでした。しかし、現地のやり方を理解し、柔軟に対応することで、徐々にスムーズに仕事を進められるようになりました。

また、部下の数が増えたことで、マネジメントの難しさを実感しています。個々のスキルや価値観が異なるため、適切な指示を出し、チームとして成果を出せるようにするのは簡単ではありません。特に海外では、日本のやり方をそのまま適用するのではなく、現地の文化や考え方を尊重しながらリーダーシップを発揮することが求められます。

まだまだ学ぶことがたくさんあると毎日感じていますが、その分、自分の計画によって工事が進み、チームとして成果を上げられた時の達成感は非常に大きいです。今後も試行錯誤を重ねながら、より良いチームづくりを目指し、自分自身も成長していきたいと考えています。

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Q3 これからの目標、携わってみたい案件は?

コミュニケーション力や
マネジメント力を磨き
国内外で通用する技術者に

これからの目標は、国内外で通用する技術者になることです。シンガポールでの経験を通じて、異なる文化や価値観を持つ人々と協力しながら仕事を進める難しさと面白さを実感しました。国や地域が違えば、工事の進め方やルール、求められる技術も異なります。そのため、一つのやり方に固執せず、どんな環境でも適応できる柔軟性を身につけることが重要だと考えています。

特に、海外では文化や考え方の違いから、同じ技術を扱っていてもアプローチが異なることが都度あります。そのため、技術的な知識だけでなく、コミュニケーション力やマネジメント力を磨くことで、国を超えて信頼される技術者を目指したいです。

また、世界中の技術者と協力しながらインフラ整備に携わり、多様な文化や技術に触れることで、自分自身の視野をさらに広げたいと考えています。さまざまな国や地域で経験を積み、どの現場でも活躍できるエンジニアとして成長し続けることが目標です。

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Q4 あなたにとって「まかせられる人」とは?

主体的かつ柔軟に対応できる人
今後は最新技術の活用も重要

私にとって「まかせられる人」とは、工事の専門知識を持つだけでなく、現場の課題に対して主体的に考え、柔軟に対応できる人です。特に海外の現場では、日本とは異なるルールや文化のもとで仕事を進める必要があり、計画通りにいかないことも。そのような状況でも冷静に判断し、臨機応変に対応できる力が求められます。

また、近年のICTやAIなどの最新技術を上手く現場業務に取り入れられるかも、技術者としての重要な要素だと考えています。土木工事は長期間にわたる大規模なプロジェクトがほとんどで、新しい技術や工法が次々と導入されています。これらを活用し、作業効率の向上や品質の確保、安全管理の強化につなげられる人こそ、これからの現場で求められる存在ではないでしょうか。

さらに、異なるバックグラウンドを持つスタッフと協力し、チームの力を最大限に発揮できることも大切です。積極的にコミュニケーションを取りながら、技術力と対応力を活かし、文化の違いを理解しながら信頼関係を築ける人こそ、どんな現場でも「まかせられる人」だと考えています。

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DAILY SCHEDULE

08:00
朝礼~現場巡視
協力会社への指示・担当部下と打ち合わせ
12:00
昼食・休憩
13:00
現場調整打合せ~現場巡視
協力会社への指示・担当部下と打ち合わせ
17:00
トンネル班会議
19:00
終業
勤務は月曜日から土曜日まで、土曜日は17時に帰宅しています!

DAY OFF

MYKというサッカーの日本人チームに所属しており、毎週日曜日に試合に参加しています。赴任当初は会社以外の知り合いがほとんどいませんでしたが、チームに入ってからはさまざまな業種の友人ができました。興味があれば一緒に汗を流しましょう!

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シンガポール国内は非常に狭いコミュニティですが、その分、多くの優秀な方々と出会う機会があり、いつも刺激を受けながら充実した生活を送っています。仕事以外でも新しいつながりが増え、貴重な経験を積める環境に感謝しています。また、平日は飲みに行くことも。シンガポールには日本の味を気軽に楽しめるお店が多く、仲間とリラックスしながら過ごせるのも魅力の一つです。

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