社員インタビュー INTERVIEW

※所属はインタビュー当時のものです
入社動機と入社後の会社の印象は?
若いうちから活躍できる
成長を後押しする環境
父親が土木の仕事をしており、幼い頃、トラックやトレーラー・重機(バックホウ)に乗せてもらったことがある私にとって、建設業は身近な存在でした。そして、いつからか建設業を志すようになり、大学は土木系の学部を選択しました。
「若いうちから活躍できる会社に入る」これが私の就職活動中のテーマでした。さまざまなゼネコンの会社説明会に参加する中で、西松建設が特に若手が活躍している会社だと感じたため入社を決めました。また、私が参加した西松建設の会社説明会では、私の大学のOBの方が説明をしてくださり、その方が技術者として非常にカッコよく見えたことも入社を決意する大きな要因の一つでした。
入社してからは、主に山岳トンネルの現場で仕事をしています。想像していた通り、若いうちから積極的に仕事をまかせてもらえて、特に1~3年目は、所長や上司から“失敗を恐れずチャレンジできる環境”を与えていただき、大きく成長することができました。多くの失敗も経験しましたが、勇気を振り絞ってチャレンジをしたからこそ、達成した時の感動は非常に大きなものになります。最初に赴任した山岳トンネルの貫通の瞬間は、涙が出るほど感動しました。あのシーンは、生涯忘れることはないと思います。

歩んできた道 CAREER STEP
- 1〜3年目
-
長野県内山岳トンネル工事
トンネル掘削工を担当(出来形・品質・測量・材料手配等)
- 4年目
-
岩手県内山岳トンネル工事
覆工コンクリート工・坑門工を担当
- 4〜7年目
-
福井県内山岳トンネル工事
トンネル工の現場管理全般を担当
現場担当の若手職員および協力業者を指揮する立場で竣工まで従事
- 8年目
(現在) -
新潟県内山岳トンネル工事
トンネル工の現場管理全般を担当
工事全体の計画立案・全体工程の検討・工事書類の作成
今の仕事の難しさとやりがいは?
「山の緩みは、気の緩み」
自然を相手にする仕事の難しさ
土木の仕事は基本的に自然を相手にするので、さまざまな自然条件や変化を素早く察知し、適切な対応をしなければいけないところに難しさを感じます。その一方、技術者としてのやりがいを感じるポイントでもあります。
現在は新潟県内で山岳トンネルの施工を担当しています。山岳トンネルでは、地山の状態やその変化を感じ取りながら掘り進める必要があります。“地山との対話”を怠ると、些細な変化に気づけず、トンネルの崩壊を招く可能性もあります。
「山の緩みは、気の緩み」上司から教わった印象的な言葉です。私がトンネル掘削を担当していたころは、些細な変化も見逃さないように、常に気を引き締めて山と向き合っていました。その現場では大きな崩壊もなく終えることができましたが、それは掘削を担当していた私の気持ちや姿勢が、山にも伝わったからだと勝手に思っています。
また、豪雪地帯ではよくあるのですが、雪がたくさん降った次の日は、朝から宿舎や現場の除雪に追われます。これがなかなか大変です。さらに、積雪の影響で注文していた資材が予定通り搬入できないというリスクも発生します。そんな過酷な状況下でも、なんとか現場を進めていくという適応力や忍耐力が試される場面もあります。
これからの目標、携わってみたい案件は?
目指すは現場所長
現場マネジメントへの情熱
私は、できる限り若いうちに現場所長を務めたいと思っています。自分の現場をどのように作り上げ、どう成功に導くか、そしていかに良いものを作るか、その全責任を負って現場をマネジメントする所長という仕事に憧れがあります。
現場が変わると、周辺環境や施工条件、人員構成もすべてが変わります。慣れ親しんだやり方や、今まで通用していた手法がまったく使えなくなることもよくあります。その時与えられた条件の中で最善を尽くせるように最適解を見出し、現場全体をマネジメントしていく所長の仕事は責任重大ですが、非常に魅力的です。とはいえ所長になるには、まだまだ実力も経験も不足しています。何年先になるかわかりませんが、所長になるチャンスが訪れた時には、そのチャンスをしっかり掴めるように幅広い業務に挑戦していきたいと思っています。
以前施工した山岳トンネルの現場では、トンネルが完成した後、交通の便が圧倒的に良くなったと地元の方々から感謝の言葉をいただきました。「本当に助かった!頑張ってくれてありがとう!」という言葉を直接いただいた時、自分の仕事が人の役に立ったと実感しました。今後も、より多くの人々の生活に良い影響を与えるような仕事に携わりたいと考えています。

あなたにとって「まかせられる人」とは?
「頼まれごとは、試されごと」
安心感を与える人財に
私は学生時代にサッカーをしていました。その時、一緒にプレーしていた仲間の中に、「困った時は、あいつにパスを出しておけば何とかしてくれる」「ディフェンスには彼がいるから安心だ」と思える選手がいたことを思い出しました。当時、彼らは私にとっての「まかせられる人」だったのかもしれません。
私にとって「まかせられる人」とは、「安心感を提供できる人」です。何か頼んだ時は、確実にやり遂げてくれる人や、ピンチな時は、泥臭く動いてくれる人がチームに一人いると、非常に心強く、安心です。まかせられる人は、いつでも期待通りの結果を継続的に出し、時には自己犠牲をも厭わないという姿勢があるため、皆に信頼され、そこにいるだけで安心感を与えられるのだと思います。
「頼まれごとは、試されごと」という言葉を、とある本で学びました。この言葉が“まかせられる人になるためのキーワード”だと確信しています。おそらく、「雑用一つを全力でやれない人に、重要な仕事はまかせられない」ということなのでしょう。私自身も「まかせられる人」になるために、周囲に安心感を提供できるような人財を目指しています。そして、いつまでも泥臭さを忘れず仕事に向き合いたいと思います。

1日のスケジュール DAILY SCHEDULE
- 08:00
- 朝礼~現場巡視
- 09:30
- 施工計画・工程検討
- 11:30
- 翌日作業の打合せ
- 12:00
- 昼食・休憩
- 13:00
-
工事書類作成・出来形品質管理状況のチェックおよび部下への指導
現場巡回による進捗の確認・問題点の把握
(職長や作業員さんとたくさん話します)
- 18:00
- 夕礼参加
- 18:30
- 翌日の“やることリスト”を作成し、終業
オフの日の過ごし方 DAY OFF
今まで行ったことがなかった地域へ赴任すると、その土地を全力で満喫するようにしています。現在単身赴任をしていますが、家に帰れない週末はご当地グルメを探し歩いたり、観光地を巡ったりしています。冬場は現場近くのゲレンデに早朝から出かけ、スノーボードを楽しんでいます。

最近ではダム巡りにもハマっています。家に帰れた週末は、家族を連れてドライブついでにダムを見に行くのが楽しみです。