西松建設の
社風と文化を語る
Talk about corporate culture

西松建設は土木事業、建築事業、開発・不動産事業など7つの部門があり、技術職、研究職、開発職、営業職、事務職などさまざまな職種の人材がそれぞれの現場力を発揮して、建設業界の最前線で働いています。今回は土木現場の山岳トンネル工事を担うチームにスポットを当て、西松建設の社風や文化を語ってもらいました。

PROFILE

土木職

北日本支社
五郎窪トンネル出張所
所長・現場代理人

萱森 昇

Noboru Kayamori

入社34年目。当該現場では所長として現場の運営、予算の管理、品質・出来形・工程・安全、役所対応や地域コミュニケーションなど統括管理全般を担う責任者。ダム、橋梁、トンネルなど幅広い土木分野で豊富な経験を誇る。

土木職

北日本支社
五郎窪トンネル出張所
係長・監理技術者

八巻 大介

Daisuke Yamaki

入社16年目。トンネルとダムで延べ12プロジェクトを経験。当該案件では所長の次席として、工事全体のマネジメントを担う。また、監理技術者として発注者と工事の施工計画・請負金額の連絡調整・交渉も担当。

土木職

北日本支社
五郎窪トンネル出張所
工事係

佐藤 宏飛

Hirotaka Sato

入社8年目。これまで、東北地方で3つのトンネルを含め4プロジェクトに参加。当該案件ではトンネル工全般の現場管理および部下の指導を担う。覆工コンクリート打設を自動化する全自動セントルなど、最新技術の導入も担当。

土木職

北日本支社
五郎窪トンネル出張所
工事係

西川 菜々彩

Nanase Nishikawa

山岳トンネル工事を希望して入社し3年目。現在が2つ目のトンネル現場であり、初めて担当工種を任されリーダーとして活躍。先輩佐藤の指導のもと、防水工~覆工に関する施工管理(品質管理・出来形管理・測量計測)・安全管理を担当。

※座談会開催時の所属です

TERM 1 “誠実で真面目”な人が
正しく評価される社風

萱森(所長)

まずは社風の話から始めましょうか。私は西松建設には誠実で真面目な人が多いと思っています。上司や先輩であれば、部下や後輩から質問や相談された事に真摯に向き合って答えを出し、一緒に考えてくれるはず。また、下の人は上からの指示にきちんと対応して報連相が出来る人が多い。佐藤さんや西川さんはどう思う?

佐藤

私は西松建設に入社を決めたポイントがまさにそこでした。面接で社員の方が会社や仕事の良い部分だけでなく、大変な部分も正直に話してくださったんですが、「大変だけど頑張ろう」という感じで、何事にも真摯に誠実に向き合ってくれる姿勢が一番信頼できました。

西川

とにかく相手と真摯に向き合ってくれるところが私も魅力だと思います。自分では気づけない長所も短所も、必ずプラスに受け止めつつ助言してくれる先輩や上司ばかりです。例えば私の人間的な未熟さに対しても、「誰とでも親身に話せる性格はすごいと思うが、中にはそれを、ただ礼儀が無い人と捉える人もいる。自分自身を内面的に成長させていかないと」と諭してくださった時は素直に納得できて、とても心に響きました。

佐藤

上司は現場の隅々まで目を配っていて、困っていたり悩んでいたりしたら、親身に細かく指導をしてくれるんです。新人の頃、20歳以上も年の離れた上司が「こうやってやるんだ」って一緒に体を動かしながら指導してくださった時はちょっと感動しました。指示するだけではなく、「背中を見て学べ」でもなく、本当に寄り添うって感じです。

西川

私もそうです。上司が私の仕事内容を把握していて、いつも的確なアドバイスをいただいています。自分からきちんと報連相ができるようになったいま改めて振り返ると、上手く伝えることもできていなかった頃にもちゃんと見てくれていて、丁寧に育ててくださったんだと気づきました。

八巻

西川さんも佐藤さんも物事をはっきり言うし、指示したことや問題点もすぐ報告してくれるので若手の中でも頼もしいメンバーですよ。問題点を認識するのは観察力と想像力があるってことだから、大事なスキルを身につけていっているよね。

萱森(所長)

上司が細かく指示をして、部下が正確に業務をこなす。これは一見効率的に感じるけど、それだけではお互い進歩しないからね。現場を単位としたチームの目標を達成するためには、各自が「自分は何ができるか」を考え、「何をすればよいのか」を上司と話し合いながら進めていく。これが“皆が主役”の現場になる西松流のやり方なんだよ。

八巻

自分の意見や仕事の進め方が尊重されて、困ったときは経験豊富な先輩方が自分のことのように親身にフォローしてくれる、私もそれが一番の魅力だと思います。さらに頑張ったことは正当に評価してくれる文化があるから、ここまで成長してこられたんだと感謝していますね。

西川

私は新しいことにチャレンジする社風も好きです。西松建設は現場にもICTの導入が進んでいますが、若手から所長まで全員が理解して使えるように努力しています。ただでさえ忙しい現場なのに、すごく感動しました。

萱森(所長)

所長としてはICTの導入で、これまで1日がかりだった仕事が1〜2時間で終わって労働時間を減らすことになるなら、積極的に挑戦していきたいよね。それは頭の柔らかい若手が先頭に立って進めていく時代とも思ってるよ。

TERM 2 “お節介なお人好し”が集まり
社会に貢献

八巻

私が入社8年目の時、他社の行う隣接工事で作業中のクレーンが高さ80mのダムから落下しそうになる大きな事故があったんです。その際、西松建設は自分たちの仕事を止めて、人命救助と復旧作業を手伝いました。レスキュー隊と一緒にオペレーターさんを救助したあとも、クレーンの撤去や流出した燃料の回収などがあるので復旧作業はなかなか大変でした。そんな緊急事態に対して、現場社員全員で夜中まで話し合い、知恵と技術を結集して解決していった“現場力の凄み”には感動と充実感を覚えました。関わった一人ひとりがまさに主役という感じでしたね。

萱森(所長)

西松建設は昔からそういうところがあるよね。私が新人だった頃は鉄道のトンネルに衝突したトラックの事故現場にたまたま遭遇した社員と職人さんが「電車にぶつかると危ないから」ってその場で助けてあげたこともあったね。

佐藤

先日、現場の近くでボヤ騒ぎがあった時は、うちから急いで散水車を持って行きました。以前の現場では大型車がスリップして動けなくなっているのを、工事中の重機が助けてあげたり。私にとっても割と普通の光景です。

萱森(所長)

たしかにそれも社風かもしれないね。うちはそういう社員の行動を会社や上司から非難されることは一切ないから。我々の仕事は山道が多いけど、道中で動けなくなっている自動車を牽引してあげることも日常茶飯事だし、それで遅刻しても何も言われないでしょ。褒められもしないけど、当たり前っていう感覚なんだよね。

八巻

私は良くも悪くも「お人好し」なところが西松らしさなんじゃないかなと思います。地域の人のためならこうしよう、協力会社が働きやすいようにこれを準備してあげようとか、利益を後回しにした判断もよくありますよね。発注者側だけを見るのではなく、多方面にさまざまな配慮ができる人が多いですよ。だから「西松さんなら大丈夫」と信頼され、協力会社の方とも地域の方とも良好な関係を築けていることが私には誇りでもあり自慢かな。

佐藤

私も社員がただ管理するだけでなく、毎日現場で職人さんの方と意見を出し合い、話し合いながら現場を進めていくところに一番面白さを感じています。みんな一体となって“最前線で仕事ができる”っていう感覚がワクワクしますね。そんなところも西松建設の社風ではないでしょうか。

八巻

そうだね。大規模プロジェクトの工事の最先端でモノづくりの本質が経験でき、技術者として成長できるのも、そういうポイントがあるからだと思いますよ。

萱森(所長)

今の話みたいに、西松建設って“お節介でお人好し”な人たちが自分たちの技術を使って社会のためになることをやろうという会社なんですよね。その延長線上に大きなプロジェクトがあるというだけで。そもそも社会のインフラに携わる事が多いでしょう。私は新潟の震災復旧工事の応援で被災地の住民の方々から多くの励ましと声援をいただいたことが今でも強く印象に残ってますね。本当の技術を持つ人間だからこそ、社会の役に立つことができる。その誇りと自信、多くの方々との交流を通して得られる感動は何にも替え難いものがありますよ。

西川

私はまだその“お人好し”を実践したことはありませんが、何かあれば現場一丸となる一体感は大好きです。

TERM 3 距離が近いからこそ
家庭的な雰囲気で
仲間を大事にする

八巻

トンネルやダムの現場は大抵、市街地から離れた場所にあるため、みんな平日は現場近くの宿舎で寝食を共にすることが多いでしょう。ある意味特殊な働き方だとは思うけど、一体感も生まれやすく、私も新人の頃からそうやって育ってきました。

西川

オンオフのメリハリがありますよね。就業中の厳しさが一転、終わったら皆で集まって楽しく飲み会が始まる。それが当たり前のような文化ですもんね。もちろん自分の時間を大事にしたいという人には、それを強要することもありませんし。

佐藤

いったん仕事を離れると、遊びのことも、結婚みたいな人生の一大イベントについても、なんでも相談できるんですよね。仕事以外のことでも親身に聞いてもらえるから、つい頼りにしてしまいます。

八巻

オフのコミュニケーションは大事ですよ。仕事中に言えない悩みでも、自由な時間にワイワイやっている中で解決できたりするものなので。それがまた現場での一体感にも繋がっているんですよね。

萱森(所長)

西松建設は昔から家庭的な雰囲気ですよ。上の人間は自分の経験を通して、親や兄弟のように親身に接してもらう大切さを良く理解しているから、それが今も受け継がれているんだよね。

西川

土木の仕事だと、知らない人は「女性は少ないから厳しい?」「トンネルの現場って山奥?」などいろいろ不安もあるかと思うのですが、迷って深く考えるくらいなら、やってみたらいいと思いますね。未経験で何もわからなくても大丈夫だってことは私が自信を持って言えます。

萱森(所長)

そうだね。仲間になってしまえば男性も女性も関係なく、教えてくれる人、助けてくれる人がいて成長していける。だから、西川さんのようにやる気があれば、若い時からみんないい仕事をしていけるんだと思いますよ。

八巻

トンネル1本だけでも、現場を通ると「ここも!あそこも!」って通過点ごとに建設中のドラマや思い出があって話は尽きないし、何度通っても嬉しいですよね。

佐藤

それはもう嬉しくて。遠回りしてでも通りますね。家族に「どうだ、このトンネル作ったんだぞ」って自慢しながら何度も説明してしまいます。

萱森(所長)

「自分が作ったトンネルだ」と自慢できる仕事ができて、一緒に感動を分かち合える仲間がいる、何度経験してもいいものだなと思います。

西川

はい。一緒に成長していく仲間がいるって本当に心強いです。就職を考えている学生の皆さんにも安心して挑戦してほしいなと思います。