INTERVIEW

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経理のプロとして役に立つ人財に。環境づくりにも挑戦し、目指すは第一線で働く女性のロールモデル。
Y.M 2018年入社 文化構想学部 文化構想学科 卒
事務職 本社
経理部 経理課

※所属はインタビュー当時のものです

Q1 入社動機と入社後の会社の印象は?

チームで作り上げる
一体感と達成感を
西松建設で味わいたい

学生時代まで、ずっとチームスポーツをしており、集団で一体となって得られる達成感が常に自分の糧となってきました。また、学生の頃から国内外のダムや橋、建造物が好きだったこともあり、建設業であれば社内外のたくさんの人と一つのチームとなり、大きなモノを作り上げていく達成感が得られると思い、ゼネコンを志望しました。成果がモノとなって目に見えてずっと残ること、大勢の人の普段の生活を根底から支え、変えることができる点も魅力的でした。

その中で、西松建設の面接は、形式的な質問ばかりの型にはまったものではなく、雑談も交えたフランクな面接で個を引き出そうとしてくれ、私自身が緊張せず、ありのままで挑めた面接でした。「自分が自分らしくいられる場所で、長く生き生きとずっと働いていたい」という思いがあったため、西松建設に決めました。

西松建設での就職活動中に感じた温かさや人間味あふれる雰囲気は本物であり、入社後も「私もこのようになりたい」と思える上司や先輩が常にいる環境で働けることは、非常に幸運だと感じています。

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CAREER STEP

1年目

札幌支店 札幌事務管理室

北海道内の土木現場・建築現場の現場事務

2〜3年目

北日本支社 現場工務革新センター

宮城県内の土木現場の現場事務・北海道内の建築現場の現場事務

4年目

国際事業本部(トレーニー制度にて)

赴任先のタイ・シンガポールで、総務・経理などの事務全般(OJT形式)

5年目

北日本支社 現場工務革新センター

北海道内の土木現場の現場事務

6〜7年目
(現在)

本社 経理部経理課

連結決算業務

Q2 今の仕事の難しさとやりがいは?

連結決算業務に奮闘
知識不足と言語化に課題

経理課の仕事は、決算業務、資産や債務の管理、税務・会計業務などで、その中の連結決算業務が今の私の主な仕事です。連結決算は、親会社に、国内・海外の子会社や関連会社を加え、一つのグループとして決算を行う業務です。本社経理に所属するまでは触れもしなかった連結業務を経験でき、やりがいを感じる反面、何も分からないところからのスタートで毎日が勉強の積み重ねです。

特に、四半期ごとに会社として決算発表を行うにあたり、会計士のレビューや監査を受けるのですが、その際の会計士の先生への対応に苦労することがあります。正しい会計の知識を持って自分の業務を理解していなければ、先生の質問にも答えられませんし、さまざまな部署や子会社の担当者とのパイプ役になる際に説明もできません。広範な知識と高い専門性が求められる中で、会計に関する知識不足、言語化して人に説明する能力不足が今の自分の課題だと感じています。

そんな中でも、相手に理解してもらえた時や上手く説明や交渉ができた時にはやりがいを感じます。また、締切や時間に追われ、体力的にも精神的にも大変だと思うことはありますが、四半期ごとに理解が増したと自分で実感できたり、決算が無事に終わったりした際に、一種の達成感のような安堵感を得ることもできます。

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Q3 これからの目標、携わってみたい案件は?

今の上司のように成長し
女性のロールモデルに
なるのが目標

私は、トレーニー制度で行った1年間の海外研修で、経理業務への理解と説明の重要性を身を持って痛感した経験から、現在、希望した経理課に所属しています。直近の目標は、経理課職員として、経理・企業会計に習熟し、他部署から相談され、役に立てる職員になることです。今はまだ上司や先輩に判断を仰ぐことが多いですが、たくさんの人に相談され、即座に理解、判断し、力になれる今の上司のように成長できればいいなと思っています。

今後は、まだ特定分野に絞らず、幅広い知識や経験を身につけたいと思っています。本社の経理機能を学べたら、支社の経理業務を学んでみたり、経理の知識を身に付けた上でもう一度現場事務の仕事に戻ってみたりしても、新しい視点で業務に打ち込めるのではないかと思っています。

また、総務のような、社員が働きやすい環境づくりを行うことを念頭に、会社全体の基盤を整備・管理・運営していくような業務にも挑戦できればと思っています。特に、建設業界は女性総合職や管理職がまだ少ない中で、女性だけが結婚、出産などでキャリアを諦めたり、悩んだりすることのないように、会社の環境や制度を変えていけるような業務に貢献したい思いがあります。そしていつか、その第一線で女性のロールモデルとして働くことが将来の目標です。

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Q4 あなたにとって「まかせられる人」とは?

一人ひとりが職務を全うする
温かい優しさで誰かの支えに

5年目までは現場事務として担当現場に赴き、事務という立場から間接的に現場のモノづくりに携わっていました。ダムやトンネル、道路などのインフラ整備、マンション・ホテルなどの建設をすることで、地域や社会からまかされ信頼されている実感を、モノづくりというゼネコンとしての使命を通して感じてきました。

ゼネコンといえばモノづくりが一番に思い浮かぶ主な仕事ですが、今私は内勤の経理部として、会社全体を内側から支える仕事をしています。現場に足を運ぶこともなければ直接的に関わることも少ないですが、数字を通して、現場の状況を把握したり、開発や地域環境ソリューションなど会社全体の事業についても客観的に見たりすることができるのは、経理の仕事ならではだと感じています。どんな業務も会社には欠かせず、一人ひとりの仕事があって西松建設が成り立っていると思うと、日々一生懸命自分の業務に励み、職務を全うしていくことがすべて「まかせられる人」につながっていくのではないかと思っています。

また、誰かが大変な時、思い悩んでいる時に、力になり支えになれる人も「まかせられる人」の一人だと思います。西松建設には、本当に温かい人がたくさんいます。大きな不安に襲われたり、悩んだりしても、話を聞いて背中を押してくれ、話さなくとも存在が支えになってくれる人が必ずいます。私もたまに、かつてお世話になった所長や部長、上司から、ふと連絡をもらうことがあるのですが、そのたびに日々たくさんの方に助けられ支えられていることを実感します。私も将来、誰かにとってそんな人であることで「まかせられる人」の創出に貢献できればと思っています。

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DAILY SCHEDULE

08:30
出社
メールチェック・ToDoリストの作成
09:30
経理課内打ち合わせ
1週間のスケジュールの共有
10:00
会計処理業務
12:00
食堂で昼食
13:00
事務作業・資料作成
次の決算に向けての準備
会計士からの質問・依頼への対応
18:00
退社

DAY OFF

休日は学生時代の友人とよく遊びに出かけています。美味しいご飯やスイーツを食べに行ったり、関東近郊へドライブに行きご当地や温泉を楽しんだりと、週に2日しかない休日を目一杯謳歌しています。

3連休や大型連休には、趣味である旅行に出かけます。いつもとは違う街や景色に触れ、都会にはない大自然で新鮮な空気を吸ってリフレッシュ。休日にたくさんのエネルギーをチャージして月曜日を迎えることが、私にとってまた次の一週間を乗り越える源になっています。

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社会人になってからは国内旅行ばかりですが、一番好きな場所は北海道。食べ物や景色はもちろん、計3年間を過ごした最初の赴任地で、たくさんの上司や先輩に社会人としての基礎を築いていただいた思い入れのある土地です。西松建設に入社して札幌支店に配属されなければ、住むこともなかった北海道ですが、今では仕事で落ち込んだとき、思い悩んだときに、原点に立ち返る大切な場所となっています。離れて数年が経ちますが、北海道で過ごした日々は、これからも自分の根幹にあり、支えであり続けると思います。

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