使う人の
笑顔を想像して
現場に立ち
“いいものづくり”
には妥協しない。

INTERVIEW

新島 理一郎RIICHIROU NIIJIMA

2012年入社 / 建築学科 卒

建築施工職
関東建築支社 流山工事事務所

※インタビュー時の所属です。

CAREER STEP

1年目

福岡県内共同住宅・医療施設新築工事

主に竣工前の現場の追いまわしなどを担当。

2年目

鹿児島県内商業施設新築工事

主に現場担当として、現場の品質管理を担当。

4年目

福岡県内共同住宅新築工事

主に現場担当として、杭工事~内装工事の最終まで担当。
躯体工事時は配筋写真・躯体工事をメインで担当し、内装工事時は、住戸内の確認・エントランス・集会室工事・品質写真を担当。
また、引き渡し後のアフターサービスも竣工後3か月程度担当。

5年目

福岡県内共同住宅新築工事

主に現場担当として、杭工事~躯体工事の最終まで担当。

7年目

熊本県内百貨店改修工事

百貨店の耐震改修工事の工事・作業計画・工程管理・打合せ等。
並行で百貨店の保全改修工事においても工事・作業計画・工程管理・調査・打合せを担当。

8年目

熊本県内オフィス新築工事

準備工事から鉄骨建て方完了までの工事計画・工程管理。

9年目
(現在)

関東建築支社 流山工事事務所

主にコンクリート工事等を担当。

Q1.入社動機と入社後の会社の印象は?

「実力で評価される会社で働きたい」
その思いを
西松建設で実現しようと決意。

私の父もゼネコンで施工管理をしていました。幼い頃から、「ほらあれ、お父さんが建てたんだよ」と施工に携わった公会堂やマンションなどを見せてくれた父の姿に憧れ、私にとって将来の選択肢は「ゼネコンの施工管理」しかありませんでした。そして、「いつか親父を超える仕事をしよう」と父と同じ高専に進学し、建築を学びました。
西松建設に関心を持ったのは、就職の相談をした教授の薦めで会社説明会に参加したのがきっかけです。「新島君にはスーパーゼネコンより西松建設が合っていると思うよ」と仰っていたのが印象に残っています。それは教授が、負けず嫌いの私の性格を見抜いていたからかもしれません。高専卒は大卒や院卒の同僚に知識面で引け目を感じてしまう部分が少なからずあります。しかし、西松建設は学歴より実力が評価されると同じ高専出身の先輩から話を聞いて、それが私の大きな励みになりました。
実際、現在入社9年目ですが、年齢や学歴に関係なく、仕事のできる人間が評価される社風の中でキャリアを積んでいける楽しさを西松建設で感じています。

Q2.今の仕事の難しさとやりがいは?

経験を積むほど
選択肢が広がっていく仕事。
学び続けることの面白さを実感。

現在携わっているのは国内最大級を誇る物流センターの施工管理で、メインはコンクリート工事の担当です。職人さん20〜30名がチームとなって班を組み、その1班を管理するのが私の役目。いかに無駄をなくし効率的に作業ができるか、安全にも十分配慮しながら現場を管理しています。
大抵の建築物はコンクリート部分が隠れる構造になっていますが、物流センターは打設したコンクリートがそのまま“仕上げ”となる部分が多く、品質の要求基準も高いのが特徴です。しかも硬化してしまう性質上、後でやり直しが効かない一発勝負。コンクリートの納品時の成分配合や品質の検査、硬さや温度の管理など、打設前のチェック項目も多岐に渡り、コンクリート分野を今までにないほど深く理解する機会になっています。
また柱や梁にはプレキャストという二次製品も使用しており、この工法も初めての経験でした。正確に設置する技術は難しく、非常に学ぶことの多い現場です。
この仕事は経験則やさまざまな知識があってこそ判断できることが多々あります。工事の進め方についてもまだ手持ちの選択肢が少ないため、学び続ける面白さを改めて実感しているところです。

Q3.これからの目標、携わってみたい案件は?

人に誇れる、
後世に残る建物を手掛けたい。

当社は28歳になる年にローテーション(建築施工社員が支社を入れ替わる制度)があり、私はより大規模かつ案件数も多い関東支社をあえて希望し、転勤してきました。九州支社ではRC造のマンションが多かったため、今後は病院やオフィスビル等、もっとさまざまな分野の建物を経験してみたいです。また、今回はコンクリート担当ですが、少しずつ違う立ち位置の仕事も幅広く学んでいきたいと思います。
九州支社での前現場では所長の下に私という小規模な現場で、所長のサポートの下で育ててもらえる環境でした。未熟な故に迷惑をかけてしまった思い出ばかり残っています。しかし、所長はそんな苦労を全く意に介することもなく、その懐の深さには本当に感謝と尊敬しかありません。ご恩に報いるためにも仕事で結果を出し、将来的には十分な知識と経験値を持った所長になることが私の目標です。
また、私たちの仕事はオーダーメイドですので同じ建物は二つとなく、自分が携わった実績として残していけるのが大きな魅力です。いつか父を見返すほどの案件に携わり、「これは私が建てた」と自慢してみたいですね。

Q4.あなたにとって「現場力」とは?

“いいもの”にこだわり、
妥協しない姿勢を大切に。

私たちの仕事は“いいもの”を施主様にお渡しすることができれば次に繋がります。いかに“いいもの”を“いい状態”で引き渡すかが一番の使命です。
入社3年目に新築マンション竣工後のアフターサービスを担当したことがあります。エンドユーザー(住人)の方から「あなたが建てたの? ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時に「頑張っていいものを作って良かった」と心から思いました。以来、あの胸が熱くなった経験をずっと忘れずにいようという思いが根底にあります。
例えば、きちんとやれば正確にできる作業なのに、「許容誤差の範囲だからいいでしょ」という施工を私は容認できません。職人さんから「他の現場ではこうしている」「前の人はOKだった」という不満が漏れても、“いいものづくり”のためには妥協しないことが私の現場の方針です。
また、工事の進め方にはいろいろな正解があり、どの方法がベストなのか、相談した設計者によっても回答が分かれる場合があります。現場の意見として相手を説得しようとしても理解してもらえず、自分の知識不足を痛感することもあります。しかし、困った時には現場任せではなく、支社、支店からさまざまなサポートがあり、一丸となって取り組むところは西松建設の現場力だと感じる部分ですね。

DAILY SCHEDULE 1日のスケジュール

07:00
出社
朝礼前の準備・メールチェック等
07:30
朝の朝礼参加、
朝礼後コンクリート打設についての周知会実施
08:30
コンクリートの受入試験で
納入コンクリートの確認、
打設順序等品質確認
12:00
事務所に届く弁当でランチ
14:30
翌日以降の打設箇所の確認・現場確認
17:15
翌翌日以降の所内作業内容の社員打合せ
18:00
その日打設したコンクリート打設報告書の作成、その他、指示用の資料作成など
19:30
退社

HOW TO SPEND OFF オフの日の過ごし方

入社8年目で、家族を地元に残して単身赴任して来ました。次女は赴任後に誕生した、まだ0歳児です。2連休の時には2泊3日で帰省し、家族水入らずの時間を過ごしています。現場はコンクリート班で休日を調整しており、平日休めることもあります。初めての関東暮らしですので、観光やスポーツなどを楽しみたいなと思っています。

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