CSR
N-Vision2020
N-Vision2020

当社ではCSR経営を進めるにあたり、社会的課題に対応した7+1の活動ポイントに対して、具体的なステークホルダーを想定しつつ長期の活動目標=長期ビジョン<N-Vision2020>を定めました。

N-Vision2020 chart

Ⅰ<建設・顧客>

2020年のあるべき姿

  • 最高水準の施工・サービス品質の追求
  • すべてのお客様の最上満足度の実現
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 土木事業:国土交通省の工事成績評定点の対象年度平均点 78点以上 80.3点
2. 建築事業:お客様アンケートA評価の割合 77% 80.4%
3. 国際事業:現場パトロールの実施回数 2回/年 2回以上/年
<活動計画>
  1. 施工技術検討会の積極的な活用や品質パトロールを活性化させます。
  2. 顧客の要望・要求を的確に把握し、施工します。
  3. 各国の実情に合わせたパトロールを兼ねた研修教育を実施します。
<活動実績>
  1. 労働災害撲滅のため、施工技術委員会主導による安全セミナーを開催しました。
  2. 顧客の要望・要求を施工部門と共有し、高評価をいただきました。
  3. 海外ローカルスタッフの国内研修を実施しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

  1. 施工技術委員会の活動の底上げを図り、本支社土木部が現場と連携することにより、問題の早期発見と解決に取組みます。
  2. 設計・施工案件において提案不足が一部指摘されています。さらなる提案能力の向上を図っていきます。
  3. 海外における研修を継続するうえで、一方的な講習ではなく参加型の勉強会などを実施していきます。
目標と実績

Ⅱ<安全・健康>

2020年のあるべき姿

  • 労働災害ゼロの実現
  • 長時間労働の解消と快適職場の実現
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 休業4日以上の度数率 0.7以下 0.67
2. 休業1日以上の度数率 1.4以下 0.88
3. 振替休日取得日数
4. 海外駐在社員の休暇取得率 90%以上 92.5
<活動計画>
  1. 墜落・転落災害撲滅にむけた取組みの推進
  2. 作業手順書・作業計画書の作成および周知の強化
  3. 残業時間計画書の運用およびモニタリングの実施
  4. 休暇取得にむけた意識の向上
<活動実績>
  1. 現場遵守時は設備関係を重点的に点検し、是正されるまで使用停止としました。
  2. 作業手順書にリスクアセスメントを取り入れました。
  3. 運用の効果から、振替休日の取得日数が増加しました。
  4. クリスマス休暇などの取得しやすい時期に啓発しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

  1. 不安全設備や不安全行動に起因する労働災害に対する取組みが必要です。パトロールなどにて重点的に管理していきます。
  2. 使用停止命令の厳格化を図ることなどにより、災害発生の低減に努めます。
  3. 2015年度と比較し、振替休日取得実績は向上したものの、長時間労働を削減するという意識改善が必要です。2017年度は 1)経営者による現場往査、2)モニタリング、3)ICT機器の利用促進、4)改善にむけた施策の情報発信を実施し長時間労働の改善を図ります。
  4. 海外駐在社員の休暇取得率を向上するために、実情に合わせた利用しやすい規約を改定し、2年が経過しました。今後も利用促進にむけた啓発活動を推進します。
目標と実績

Ⅲ<雇用・人権>

2020年のあるべき姿

  • 働き続けられる職場づくり
  • 公平・公正な雇用の創出
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 各種資格取得率 (事業部門別による)
【土木】
技術士保有者数228名
(前年度比2名増)
1級土木施工管理技士保有者数729名
(前年度比増減なし)
【建築】
1級建築士保有者数411名
(前年度比9名増)
1級建築施工管理技士保有者数809名
(前年度比19名増)
2. 女性総合職比率 2.5% 3.0%
<活動計画>
  1. 各事業部門単位で具体的な計画を立て、取得にむけた支援を行います。
  2. 女性活躍推進法にもとづく5ヵ年計画を策定します。
<活動実績>
  1. 個別指導や過去問題の配布、模擬試験を実施しました。
  2. 関連法規制の改正に伴う社内規程を改正しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

  1. さまざまな支援策の中で、場所と時間を選ばないeラーニングを実施しましたが、結果に反映されませんでした。資格を取得するという意識改革が必要であるため、引き続き啓発活動と具体的な支援策を実施していきます。
  2. ダイバーシティに関する取組みは前進していますが、向上の余地が見られます。雇用継続に向けた施策や時間外削減に向けた取組みを推進していきます。
目標と実績

Ⅳ<ガバナンス>

2020年のあるべき姿

  • 説明責任に対応したコーポレートガバナンスの確立
  • 業務と組織の見える化による信頼確保
  • コンプライアンスの徹底
  • 徹底したリスク管理による事業の継続性と信頼確保
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 従業員満足度調査の内、コンプライアンス意識の評価点(5段階評価) 3.8以上 3.7
2. 社有パソコン暗号化率 50%以上 50%
<活動計画>
  1. 効果的かつ実践的な研修を実施します。
  2. 社有パソコン更新入替の際に、より強固な暗号化対策を進めます。
<活動実績>
  1. 経営者によるパワハラ防止宣言や各種階層別研修およびコンプライアンス委員長研修を実施しました。
  2. メールセキュリティシステムや不正通信監視検知システムなどを導入しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

  1. コンプライアンス意識の評価点は、目標にわずかに及びませんでした。意識調査の結果を見るとハラスメントに対する認識や長時間労働に対する意識など課題が見受けられました。今後も、研修を継続し、社内におけるコンプライアンス意識のさらなる向上・浸透を図ることで、ステークホルダーの皆様の期待や要請に応えられるコンプライアンス企業を目指します。
  2. 社有パソコンの更新入替の際に、より強固な暗号化対策を進めています。またパソコン盗難以外による情報漏えいに対し、対策および訓練を強化していきます。
目標と実績

Ⅴ<環境>

2020年のあるべき姿

  • 環境経営先進企業にむけた取組み
  • 環境コンプライアンス維持基盤の確立と永続的な継承
  • 環境ソリューション事業の積極展開
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. CO排出原単位(t-CO2/億円) 28.4 24.2
2. 建設廃棄物の最終埋立処分率(%) 3.0%以下 2.9%
3. 現場における生物多様性保全活動実施率(%) 40% 84%
<活動計画>
  1. 軽油代替燃料(BDF)の導入促進と現場仮設照明のLED化促進
  2. 西松分別ルールの運用と信頼性およびリサイクル率の高い処理業者への委託
  3. 社員むけの環境教育の実施
<活動実績>
  1. 約150,000リットルのBDFを導入しました。現場仮設照明のLED化を進め、130現場に導入しました。
  2. 混廃、廃プラ、ガラス陶磁器の最小化に取組みました。
  3. 地域社会に貢献する環境イベントを行い、生物多様性について学習しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

全般的に高い達成度となりました。しかし、分別ルールにおいて標準レベルを下回るケースがあるため、全社的な取組みが必要です。
2017年度は以下の取組みを進めていきます。

  • BDF導入において、全国的に取組みを強化します。
  • 引き続き賃貸オフィスのLED化を進めていきます。
  • 西松分別ルールの徹底を図ります。
目標と実績

Ⅵ<地域・社会>

2020年のあるべき姿

  • 企業市民としての積極的社会参加
  • 事業スキルを活かした貢献
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 年間社会貢献活動実施数 80件/年 88件
<活動計画>
  1. 地域社会と良好な関係の構築につながる社会貢献活動の実施
<活動実績>
  1. 国内外でさまざまな活動が実施されました。
    • 福岡県のこども食堂支援活動
    • 横浜市の中山まつりの支援活動
    • 三重県の小学校新設工事における教育支援活動
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

従来にはない新たな活動が実施されました。今後も以下の活動方針にしたがい、社員一人ひとりが社会貢献活動の意義を再認識し、さらなる活動の展開を図ります。

【社会貢献活動方針】

  • 持続可能な開発目標(SDGs)達成のため、国内外の地域社会が抱える課題解決につながる活動を実践します。
  • 基本理念にもとづき、さまざまなステークホルダーと協働した活動を実践し、実体が伴う価値ある活動を行います。

【活動指針】

  • 教育支援活動
  • 災害支援活動
  • 環境問題への対応
  • 健康・医学、スポーツへの貢献
目標と実績

Ⅶ<産業・サプライチェーン>

2020年のあるべき姿

  • 適正なCSRサプライチェーンの構築
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 年度ごとのNネット会員への発注率(金額ベース) 【土木】60%
【建築】躯体系80%、仕上系60%
【土木】64%
【建築】躯体系82%、仕上系63%
<活動計画>
  1. Nネット会員と現場支店支社の距離感を近付ける取組みを進めます。
<活動実績>
  1. 計画受注と早期発注により発注率を向上させました。
  2. Nネットホームページに今後発注予定の担当者を開示し、連絡が取りやすいしくみを構築しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

目標は達成されているものの、Nネット会員の有意性が不十分です。今後の対策として、以下の取組みを推進していきます。

  • Nネット会員に発注することの優位性を明確にし、当社と会員がWin-Winとなる関係を推奨するしくみを推進します。
  • 今後、発注予定や担当者情報の開示を徹底します。
目標と実績

+1 <コミュニケーション>

2020年のあるべき姿

  • CSR活動の積極的発展
  • CSR活動の適切性確保
KPI 2016年度目標 実績 自己評価
1. 投資家むけ現場見学会の年間開催件数 1回以上 1回
<活動計画>
  1. 現場見学会を通じて、最先端の情報を提供し、当社事業への理解を深めます。
<活動実績>
  1. 10月4日に西日本支社河内川ダム出張所にて実施しました。
自己評価: ◎=達成 ○=ほぼ達成 △=未達成

振返りによる課題と今後の対策

目標は達成されているものの、参加者の要望に対し、十分な対応ができませんでした。今後の対策として、以下の取組みを推進していきます。

  • 要望の高いシールド工事の現場見学会を検討します。
  • 意見交換会を実施します。
目標と実績