サステナビリティ

マテリアリティ(重要課題)

 当社は、2023年4月に、サステナビリティ経営強化のため「サステナビリティ委員会」をはじめとするサステナビリティ推進体制を新たに構築しました。2023年度の重要な取り組み事項としてサステナビリティスローガン(基本方針)「みんなでつくる みんなが輝く」、マテリアリティおよびKPIツリーを策定しました。

マテリアリティの特定プロセス

 グローバルを含めた多様な視点を包含した341の検討課題を統合・集約し、社会と当社にとっての機会・リスクを評価しました。評価結果を「社会にとっての重要度・影響度」と「当社にとっての重要度・影響度」の2軸で整理し、13項目に絞り込みました。さらに、経営者インタビューや従業員意識調査、協力会社へのアンケートを活用して、重要度・影響度を評価することで、当社のステークホルダーにとって納得性の高いプロセスとしました。

マテリアリティ

 「西松-Vision2030」の実現にむけ、既存のマテリアリティを企業理念および長期ビジョンを踏まえたマテリアリティに進化させました。事業を通じて取り組むべき重要課題と、経営基盤の強化に向けて取り組むべき重要課題の、あわせて6つの重要課題を特定しました。

KGIおよびKPIツリー

 マテリアリティの社内浸透にむけて、社員一人ひとりがマテリアリティおよびマテリアリティの解決手段と日々の業務のつながりを実感できるよう、サステナビリティスローガン(基本方針)およびKGIを頂点とするKPIツリーを作成しました。一人ひとりの業務がマテリアリティに紐づき、事業活動を通じて社会課題を解決することが、サステナビリティスローガンで掲げる「みんなでつくる みんなが輝く」社会の実現につながっていきます。その到達点を示すKGIを、“西松建設はみんなでつくる みんなが輝く社会を実現するため、2050年までに延べ60,000の地域・コミュニティにおいて安心・活力・つながりを提供することを目指します”としました。