コンプライアンスの取組み
コンプライアンス基本方針
コンプライアンス推進体制
当社は、グループ役職員によるコンプライアンスの確実な実践に対する支援・指導を目的として「コンプライアンス委員会」を設置しており、コンプライアンス委員長には社外出身者を任命しています。
コンプライアンス委員会は毎月開催し、コンプライアンス上の諸問題に関する対応・協議や、コンプラインス研修の計画・ 実施など、コンプライアンス体制の維持・向上に取組んでいます。また、コンプライアンス委員長は取締役会に出席し、諸問題への対応内容の報告および提言・勧告を行っています。
コンプライアンス推進部は、コンプライアンス委員会の事務局としてコンプライアンス推進のイニシアティブを取り、委員会の活動を役職員への啓蒙につなげる役割を担っています。
本社の各部署長、各支社長・支店長、グループ会社社長は、「コンプライアンス担当者」として、担当組織の役職員への周知・啓蒙を行っています。
コンプライアンス委員会
コンプライアンス委員会の活動の記録と報告書はこちらからご覧ください。
- ◆2024年度コンプライアンス委員 2024年4月1日[PDF:63KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第15期 2024年7月31日[PDF:331KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第14期 2023年7月10日[PDF:331KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第13期 2022年5月31日[PDF:476KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第12期 2021年5月28日[PDF:539KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第11期 2020年5月29日[PDF:620KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第10期 2019年5月31日[PDF:377KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第9期 2018年5月31日[PDF:535KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第8期 2017年5月31日[PDF:323KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第7期 2016年5月30日[PDF:264KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第6期 2015年5月29日[PDF:202KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第5期 2014年6月26日[PDF:199KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第4期 2013年7月30日[PDF:285KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第3期 2012年10月10日[PDF:687KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第2期 2011年7月29日[PDF:765KB]
- コンプライアンス委員会報告書 第1期 2010年5月28日[PDF:453KB]
意識調査
社員のコンプライアンス意識や課題を確認するとともに、コンプライアンスに関する取組みの効果を検証し、改善につなげるべく、継続的に意識調査を実施しています。本調査は、肯定的な回答が概ね80%以上を要する「評価点1.0」を目安とし、特に重視する項目は中長期的な目標を立てるとともに、目標達成にむけて計画的に取組んでいます。
2015年 | 2017年 | 2019年 | 2021年 | 2023年 | 2025年度目標年 | |
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総合評価 | 1.15 | 1.22 | 1.27 | 1.22 | 1.25 | 1.30以上 |
通報利用意識 | 0.79 | 0.97 | 1.15 | 1.09 | 1.19 | 1.10以上 |
コンプライアンスマニュアル実践版
社員が実務で直面する可能性のある法令・倫理問題を題材とした「コンプライアンスマニュアル実践版」を作成し、運用しています。また、法令や慣習の異なる海外での対処の拠り所とすべく「コンプライアンスマニュアル海外実践版」も作成し、海外の各事業所で活用しています。
コンプライアンス研修
コンプライアンス意識の向上、腐敗・不正行為とハラスメント行為の撲滅、および内部通報制度の理解・浸透を目的として、各階層別・職種別の研修や全社員向けのeラーニングを継続的に実施しています。2023年度も例年同様、当社のコンプライアンス体制や腐敗防止を含むコンプライアンスに関する直近の課題について周知しました。
一般社団法人日本建設業連合会が「企業行動規範実践推進月間」と定めている毎年10月には、役職員のコンプライアンス意識の高揚・維持を目的として、西松グループの役員および幹部職員に向けたコンプライアンス研修を実施し、経営層のコンプライアンス意識の向上を図っています。
また、2021年度からは管理職から若年層までを網羅した階層別Web研修を継続的に計画・実施しています。管理職以上の役職員には、パワーハラスメントやいじめの防止・対応手順について、社内で発生した事例を題材にした研修を実施しています。
研修名(2023年度) | 受講者 |
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本社・支社・支店の役員・幹部への研修(10月) | 313名(対面・zoom) |
新入社員・新任役職員への研修(4月~10月) | 318名 |
副課長・副所長(7級職)への研修(7月~10月) | 122名 |
eラーニング(7月~3月) | 平均受講率 57.7% |
内部通報制度および外部相談窓口
当社は、不正・包括的な腐敗行為・コンプライアンス違反の抑止、不祥事の早期対応、ハラスメントやいじめなどの人権侵害への対応、および企業風土の改善を含むあらゆる事柄の通報を目的とした通報窓口「Nishimatsuホットライン」(「ホットライン」)を設置しており、従業員(派遣社員、委託社員)を含むすべてのステークホルダーが、匿名で通報できるとともに、通報内容の秘匿性を確保した体制を構築しています。
ホットラインに寄せられた通報は、直ちに管理本部長およびコンプライアンス委員長へ報告され、コンプライアンス推進部が通報者の保護および情報の保秘に十分配慮した上で、社内各部署と連携して事実関係を確認します。通報どおりの事実が確認された場合は、必要な是正措置と再発防止策の策定、不正行為等を行った社員に対する懲戒処分などの措置を講じるとともに、対応結果を通報者へフィードバックします。なお、懲戒処分となった事案については、経営会議へ報告されます。
「Nishimatsuホットライン」は、当社グループの役職員全員に配布している「コンプライアンスカード」へ記載し、周知しています。
対象(通報者)
・当社グループ役職員とその家族(派遣社員、退任・退職後1年以内の役職員を含む)
・協力会社役職員などあらゆるステークホルダーの皆様
通報窓口
・社内:コンプライアンス推進部または職場の上席
・社外:外部の第三者通報サービス
相談窓口「職場のほっとテレホン」
職場での人間関係の悩みやメンタル面での不安を気軽に相談できる外部相談窓口を設置しています。
職場のほっとテレホンの利用件数の推移
区分 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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Nishimatsuホットライン | 29 | 20 | 30 | 33 | 28 | 45 | 38 |
職場のほっとテレホン | 23 | 21 | 16 | 12 | 12 | 8 | 6 |
WEBリスクモニタリング
2016年度よりX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSやネット掲示板などのソーシャルメディア上で発信された当社に関する情報収集を外部に委託するとともに、日々収集した情報を確認、分析しています。