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2023年度 土木シンポジウム開催

お知らせ2023年11月01日

 2023年1013日、当社は、2023年度 第29回土木シンポジウムを開催しました。当日は、当社社員をはじめ、技術提携している戸田建設、西松建設協力会Nネットの会員などをオンラインでつなぎ、会場とあわせて約400名の技術者が参加しました。

 シンポジウムでは、トンネル施工の自動化技術やICTAR(拡張現実)・DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用による生産性向上・品質確保の事例、特殊条件・想定外地質条件での施工方法と対策、シールド施工でのリスク対策と工期短縮策、ダム・構造物の品質管理、高速道路の床板取り替え・橋脚リニューアル工事など、19編の発表を行いました。

 髙瀨社長より、「西松建設の企業理念『価値ある建造物とサービスで安心して暮らせる持続可能な社会をつくる』ことを実現するのが現場である。工夫した技企業理念に通じていることに誇りに思ってほしい。土木シンポジウムは現場の技術力を発表する貴重な場である。若い職員が中心となり発表すると聞いている。堂々と自分の意見を言えるとことも狙いの一つである。自信をもって発表に臨んでほしい。」と挨拶がありました。

 また、一色土木事業本部長からは、「当社は特に土木事業ではインフラ整備をする会社であり、それに当たり非常に大切なことは、施工技術の研鑽である。皆さんが現場で苦労されていることを発表する場と認識している。こういう場を使って自分の想いを伝える練習をしてもらい、それをお客様に対してもしっかりと述べられるようにしてほしい。」と呼び掛けました。

 今後も、当社は、土木シンポジウムをはじめとする様々な取り組みをとおして、技術の蓄積・継承と技術者のレベルアップを図ってまいります。

23dobokus_01.jpeg髙瀨社長の挨拶

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シンポジウム発表の様子