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宗像市の「道の駅むなかた」へオンサイトPPAサービスを開始

お知らせ2024年03月04日

~脱炭素事業の促進を通じて地域の脱炭素化に貢献します~

 当社は、このたび、「道の駅むなかた」へ「オンサイトPPA(第三者所有モデル)(※1)」により、再生可能エネルギー電力の供給を開始しましたのでお知らせします。
 本事業は、宗像農業協同組合・宗像市商工会・宗像漁業協同組合・宗像観光協会・宗像市の5団体が出資して設立された「道の駅むなかた」の屋根上に、当社が太陽光発電設備108.3kWを設置・運営を行い「道の駅むなかた」に再生可能エネルギー電力を供給する、自家消費型のオンサイトPPAです。
 「道の駅むなかた」においては電力需要の約12%を賄うことが可能で、年間約70tの温室効果ガス排出削減が見込まれます。本施工にあたりましては、当社の建設事業者としての知見を活かし、既設屋根の強度を考慮した発電設備の設置検討・配置を行っています。災害など停電を伴う非常時に電力供給が可能な蓄電池を合わせて設置しており、避難施設に指定されている道の駅むなかたのレジリエンス強化に貢献します。(※2)

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■ 本施設概要

設置場所 道の駅むなかた
所在地 福岡県宗像市江口1172番地
PPA事業者 西松建設株式会社
電力需要家 株式会社道の駅むなかた
事業の内容 オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム
及び、蓄電池の設置・運営
発電容量 108.3kW
想定年間発電量 12kWh/
想定年間CO2削減 約70t-CO2/
運転開始 2024年2月


■ 道の駅むなかた_オンサイトPPA事業の実施状況

 当社は、2050年カーボンニュートラルに向けてCO2削減計画「ZERO30ロードマップ2023」を策定し再生可能エネルギー発電によるグリーンエネルギー供給を進めるともに、自治体等との連携による地域の脱炭素化促進にも取り組んでいます。




※1 オンサイトPPA(第三者所有モデル)
 電力需要家とPPA事業者(発電事業者)が締結する「電力売買契約(PPA:Power Purchase Agreement)」の一つ。PPA事業者が電力需要家の土地や屋根に太陽光発電などの再生可能エネルギー発電設備を設置し、電力を供給する。設備は第三者(事業者または別の出資者)が所有するため、需要家は初期費用をかけずに、また資産を保有することなく再エネ電力利用が可能となる。

※2 宗像市は令和3年10月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素社会を目指す施策を積極的に取り入れられています。また、宗像市地域防災計画に基づき、災害など停電を伴う非常時において、電力を供給することが可能な防災施設の整備を目指しており、本事業は同取組みに貢献する事業であります。