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SBT1.5℃認定を取得

お知らせサステナビリティ2024年08月23日

当社が定める2030年までの温室効果ガス排出量削減目標が、国際的なイニシアティブ「SBTi(Science Based Targets initiative)」よりSBT1.5℃認定を取得いたしました。

認定を取得した温室効果ガス削減目標は、当社が2050年のカーボンニュートラル実現を目指す上での中間目標となります。先にSBTより「WB2℃(well-below 2℃)水準」の認定を取得(2022年6月)しておりましたが、今回、削減目標を引き上げ「1.5℃水準」での認定を取得しました。
これは、パリ協定が目指す「世界の平均気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑える努力をする」を達成する上で、当社の削減目標が科学的根拠に基づいていると認定されたものです。

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<当社グループ 2030年度GHG排出量削減目標(2020年度比)>

対象スコープ 従来目標(WB2℃水準) 新目標(1.5℃水準)

スコープ1+スコープ2
(事業活動で使用する燃料、電力等に起因する排出)

25%削減 54.8%削減

スコープ3 カテゴリー11
(竣工引渡し建物の運用段階におけるエネルギー使用に伴う排出)

13%削減 27%削減

目標達成にむけ、スコープ1+2については、省エネの徹底、 低炭素軽油代替燃料・バイオ燃料等の導入の推進、高水準の再エネ電力化(RE100対応、2030年度77%)を図るとともに新たな脱炭素技術の開発・導入を行い、当社の事業活動におけるCO2削減に取り組んでまいります。

スコープ3については、サプライチェーン全体で最も排出量割合が高いカテゴリー11『竣工引渡し建物の運用段階におけるエネルギー使用に伴うCO₂排出』を削減目標とし、設計・施工案件において「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を積極的に推進してまいります。

私たちは、SBT目標の達成に向けた取組みを通して2050年のカーボンニュートラル社会の実現により一層貢献することをお約束し、ステークホルダーの皆さまの期待に応えてまいります。




《参考》SBT(Science Based Targets)認定企業
下記のSBTiサイト内の検索機能(Target dashboard)より、「Nishimatsu Construction」にて検索すると当社の認定された目標がご確認いただけます。
https://sciencebasedtargets.org/target-dashboard

《参考》Nishimatsu気候関連情報2024
当社の気候変動対応全般を取り纏めしたもの。2050年カーボンニュートラル(CN)社会に向けたCO2削減計画や気候関連リスクおよび機会の対応計画等について掲載しております。
https://www.nishimatsu.co.jp/esg/environment/pdf/tcfd_202406.pdf

※SBTi (Science Based Targets initiative)
パリ協定の目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出量削減目標を設定することを推進している国際的なイニシアティブ。