1.2tの軽量化を実現した5.0㎥軽量水平バケット
「軽e-バケット™」を開発
お知らせ2026年05月07日
-ダムコンクリート打設の生産性向上に寄与-
当社、ダム工事の生産性向上に向けた取り組みとして、従来型と比較して約1.2tの軽量化を実現した5.0㎥軽量水平バケット「軽e-バケット™」を開発しました。バケットを軽量化したことで、揚重機の能力を変えずに従来のバケットよりコンクリート積載量を約10%多く運べるようになり、堤体コンクリート打設の生産性向上に寄与します。
■背景
国土交通省による新たな建設DXの施策(i-Construction2.0)では、2040年度までに建設現場の生産性を1.5倍に高めることが求められています。なかでもダム工事では、堤体コンクリート打設の生産性向上が重要なキーポイントになります。
■4.5㎥水平バケットの軽量化
本開発では、4.5㎥積載の水平バケットを対象にして取り組みました。結果、以下の2点を改良することで軽量化を実現しました。
- 本体ケーシング部材に耐摩耗鋼材を使用することで薄肉化し、約0.6t軽量化
- ゲート開閉の動力を、従来の油圧から電動化することで、約0.6t軽量化
従来型の水平バケットと比較して、合計で約1.2tの軽量化を実現しました(表1)。水平バケットを軽くしたことで、コンクリートの積載量を約10%(0.5㎥)増加させることに成功し、5.0㎥軽量水平バケット「軽e-バケット™」を開発しました。揚重機の能力はそのままで一回でより多くのコンクリートを積載、打設できることから、コンクリート打設の生産性向上に寄与します。
表1 軽量化の方法とバケット重量
写真1 新型5.0㎥軽量水平バケット「軽e-バケット™」
■今後の展開
今回開発した軽e-バケット™を順次、当社施工現場へ導入し、実施工での活用を進めてまいります。また、長期間使用におけるバケットの性能評価を行い、耐久性向上やメンテナンス作業の省力化についても検討を行い、軽e-バケット™の導入効果を検証します。
当社は引き続き、建設現場の生産性向上、ならびに建設従事者の働き方改革につながる技術開発を進めてまいります。
