- 土木技術
-
山岳トンネル
移動式発破防護バルーン
トンネル掘削のサイクルタイムの大幅短縮
移動式発破防護バルーンの全景
概要
移動式発破防護バルーンは、トンネル坑内における発破時の飛石を切羽付近に封じ込めるための装置です。連続ベルトコンベヤシステムの先頭設備(クラッシャー)を防護し、切羽からクラッシャーまでの一次ずりの運搬距離を従来よりも短くすることで、掘進速度を向上させます。
特長
■発破時の飛石を受け止めることで、切羽近傍への坑内設備の配置を可能にします。
■発破直後の粉じんや後ガスの拡散を低減することができます。
■展開・収納を短時間で行うことができるため、掘削サイクルを遅延させることなく利用できます。