土木技術
山岳トンネル

TBMリアルタイム地山評価システム

TBM掘削データから掘削地山の強度をリアルタイムに把握

概要
トンネルボーリングマシン(TBM)の掘削では急速施工が要求されますが、一度予期せぬ断層破砕帯などの地山脆弱部に遭遇すると工期・工費に多大な影響を及ぼす恐れがあります。

本システムはTBM掘削時の機械データ(カッタトルク、スラスト推力、ディスクカッタ貫入量等)から地山強度をリアルタイムに算出・可視化するもので、 それにより切羽およびその近傍の地山性状を精度よく把握することができます。

特長
■掘削時にリアルタイムで地山強度を把握
■得られた地山強度データをカッタビットの損耗量推定にも活用可能
■切羽前方探査(DRISS)と組み合わせることでより高精度な地山評価が可能