- 土木技術
-
地盤
RRR(スリーアール)工法(協会)
剛性壁面を用いた補強土工法
概要
RRR工法は、曲げ剛性を持つ一体化した壁面工と補強材(ジオテキスタイルや棒状補強材など)を用いて、急勾配や鉛直な盛土法面を形成する地盤補強土工法です。本工法は剛性壁面を用いているため、盛土部の安定性が高く変形が小さく抑えられます。
本工法にはRRR-B(補強盛土工法)、RRR-C(既設法面急勾配化工法)があり、鉄道・道路などの分野で使用され、盛土法面の他に補強土橋脚や補強土橋台としても利用されています。
特長
■従来の盛土と比較して用地が大幅に縮小でき、狭い用地や狭隘な場所でも施工できます。
■補強材を密に配置するので、使用できる盛土材の適用範囲が広くなります。
■剛性壁面を盛土の施工後に構築するため、沈下等の影響を小さくできます。
■RRR-C工法によって、既存の盛土用地から新たな用地を生み出せ、土地の有効利用が図れます。