土木技術

カーボンネガティブコンクリート

材料由来のCO2排出量がマイナスのCO2由来炭酸塩原料使用型コンクリート

概要
本コンクリートは、CO2を吸収させた、主に炭酸カルシウムを主成分とした材料(CCU材)を混和させ、コンクリートに固定化させるとともに、製鉄所の副産物である高炉スラグ微粉末をセメントの代替原料として多量に使用します。一般的なコンクリートと比べて強度を低下させることなくコンクリートを製造することが可能です。
当社は、これまでにコンクリートの材料起源のCO2排出量を最大85%削減できる「スラグリート®」を戸田建設と共同で開発し、その技術を発展させる形でカーボンネガティブコンクリートの開発に取り組んできました。
本コンクリートは「スラグリート®」以上のCO2排出量の削減効果がある、カーボンネガティブなコンクリートを実現しています。

特徴
CO2と廃棄物由来の原料を反応させて製造した炭酸塩をセメントや骨材の代替として利用し、CO2をコンクリート内部に長期的に固定することで、CO2排出量を削減したコンクリートです。当社ではさらに、セメントの代替として高炉スラグ微粉末を多量に置換して使用します。

■材料起源のCO2排出量がマイナスとなるコンクリート
■圧縮強度は一般的なコンクリートと同様に発現
■炭酸カルシウムの性状が異なっても、特殊混和剤を使用することで、コンクリートポンプ車で圧送可能なカーボンネガティブコンクリートを製造することが可能