土木技術
インフラ

再アジテートシステム

繊維混入流動化コンクリートの品質を確保した長距離圧送を実現

概要
 道路供用下での山岳トンネルの覆工リニューアル工事では、繊維混入流動化コンクリートを長距離圧送する必要があり、材料分離やスランプロス等の品質低下や施工性が課題となっています。「再アジテートシステム」は、コンクリートの打設直前に繊維および流動化剤を添加・再練り混ぜることで品質を確保・安定化するものです。
 本システムは、長距離圧送において打設速度に応じた繊維、流動化剤の投入量を制御して、施工に遅滞なく連続的なコンクリートの品質確保を実現します。

特徴
■供用下での施工を実現し、限られた作業空間でも製造可能
■長距離圧送時におけるコンクリート品質の安定化
■施工に遅滞なく、連続的に繊維混入流動化コンクリートを製造