- 環境技術
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環境保全
LPWAを活⽤した省エネルギー遠隔監視環境モニタリング技術
MFC式DOバイオセンサーによる省エネルギー型IoTセンサー


DOバイオセンサー設置概要図

DOバイオセンサー

LPWA-DOバイオセンサー設置状況

ダッシュボード上の表示状況(PC画面)
概要
本技術は和歌山大学が防災/減災への活用のために開発し、LPWA※1と河川設置⽔位計を連携させた「住⺠設置型簡易⽔位計(あひるさんボード)」のIoT遠隔監視技術と、群⾺大学と共同で開発した⾃⽴電源型のMFC式DOバイオセンサー※2の技術を一体化させたものであり(LPWA-DOバイオセンサー)、閉鎖性⽔域における底層溶存酸素(DO)を連続計測可能な省エネルギー遠隔監視環境モニタリング技術です。
※1 Low Power Wide Area(LPWA):920MHz帯域の周波数を使った免許不要の省電⼒・広域無線通信システム
※2 MFC式DOバイオセンサー︓微⽣物燃料電池(Microbial Fuel Cell)を応用した溶存酸素(DO)計測バイオセンサー
特長
■920MHz帯域の周波数を使った免許不要の省電⼒・広域無線通信システム(LPWA)を活⽤したLoRaWAN方式による遠隔監視型の環境モニタリングシステム
■DOバイオセンサーはMFC式による⾃⽴電源型のため、センサー駆動⽤の電源供給が不要
■LPWAによって計測データをクラウドサーバーに送信・保存することで遠隔監視が可能