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本日の一部報道について

お知らせ2022年08月04日

 本日発刊の週刊文春において、当社の元社員による不正な会計処理に関する報道がありました。

 本件については、2021年11月、当社の内部通報窓口に対し、「当社の建設工事において工事原価を別の工事に付け替えるという不正な会計処理が疑われる」という通報がありました。
通報を受け、社内調査を進めたところ、当社の元社員が2014年頃より5か所の建設工事において、工事収支の悪化を隠蔽するため、約9億円の工事原価を別の工事に付け替えるという不正な会計処理および協力会社の費用負担による私的流用を行っている事実が判明しました。
 上記事実の判明を受け、当社は、工事原価の付け替えに伴い工事代金が未払いであった協力会社との清算を実施し、2022年3月期決算において適正に経理処理を行っており、当期の業績に影響はございません。
 また、他の工事についても同様の事案がないか確認した結果、不正な会計処理を行った事実は確認されませんでした。対象の元社員については、社内規定に基づき、私的流用額の全額返済も含め厳正な社内処分を行いました。
 なお、このたびの週刊文春の記事においては当社の認識と一部異なる部分もあるため、事実関係の確認をいたします。

 本件により、発注者の皆様、株主の皆様、お取引先の皆様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様には、多大なご迷惑ご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。

 当社は、このような不正行為が発生したことを重く受け止め、二度と同様の事案が発生しないよう管理体制の強化ならびに社内教育を改めて徹底するなど再発防止に努めてまいります。