土木技術
インフラ

材料分離抵抗性測定機

流動性コンクリートの材料分離抵抗性測定装置の開発

概要
材料分離抵抗性測定機は、施⼯前に⽣コンクリートの材料分離抵抗性を簡便な⽅法で定量的に評価する試験装置です。従来の⼀般的な試験⽅法は、経験者による目視での評価を⾏っていましたが、本試験機は電気伝導率による定量的な材料分離抵抗性の評価を⾏っています。現場に持ち込んで扱える⼩型の評価試験機であり、容器内に詰めたコンクリートに振動エネルギーを加えた時の電気伝導率の経時変化で材料分離抵抗性を評価する⽅法です。現在、現場への普及に向けて、データを採取し、評価のさらなる判定精度向上に向けて検証を続けています。

特長
■流動性コンクリートの材料分離抵抗性の評価が数値的に可能
■持ち運び易く、現場で簡単に測定が可能
■⼿元でリアルタイムに数値の変化を確認
■材料投⼊から2分で試験結果の出⼒が可能