概要
我が国における労働⼈⼝の減少の流れは今後さらに加速するとされており、とくに建設業における施⼯の省⼈化・無⼈化への取組みは喫緊の課題となっています。このような背景から、山岳トンネルの施⼯における爆薬装填のための削孔、ロックボルト⼯等の多くの作業で用いるドリルジャンボの遠隔操作システム『Tunnel RemOS-Jumbo』を開発しました。
このシステムは、「ドリルジャンボ遠隔操作システム」と「リアルタイム3D地山評価システム」で構成され、ドリルジャンボの⾛⾏や削孔を切⽻から離れた遠隔操作室から操作できます。

特徴
■トンネル坑内においてドリルジャンボの遠隔操作（無⼈化）を実現
■削孔データを使用してリアルタイムに地⼭を評価
■電気信号／機械操作を組み合わせた制御方式により、実機搭乗に近い操作感覚を追求