ユニフォームの全面リニューアルを実施
快適で動きやすくスタイリッシュに
当社は作業所で着用するユニフォームの全面リニューアルを実施し、2024年11月より順次着用を開始します。当社は2024年、創業150周年を迎えさまざまな記念事業を行っており、そのひとつが今回のユニフォームの全面リニューアルです。
2015年以来、9年ぶりとなる今回のリニューアルでは、幅広いスポーツシーンを複数のブランドを展開することでサポートしているデサントジャパン株式会社とのコラボレーションが実現しました。ワークウェアの要素であるデザイン、カラー、素材をフルオーダーにて設計、そしてスポーツウェアのノウハウを活かした製作を進め、快適で動きやすくスタイリッシュなユニフォームに仕上げました。新しいユニフォームを通して、社員が西松建設で働く誇りにつながることを期待しています。
なお、環境負荷の低減やSDGsの観点から、今回のリニューアルに伴い役目を終えたユニフォームについては株式会社JEPLANが運営する「BRING UNIFORMTM」にて回収し、様々な技術でリサイクルされる予定です。
当社は次の150年も「まかせられる」企業であり続けるために、今回のユニフォームの全面リニューアルにとどまらず、今後も社員のエンゲージメントを高められるような施策に取り組んでまいります。
新ユニフォームの特徴
- 1.デザイン
- これまでのユニフォームにあった課題を解決すべく、全社員へのアンケートを実施し、検討を重ねました。動きやすさや快適性の追求はもちろん、着用時のストレスを軽減する独自のカッティングや作業環境を考慮した機能的なポケットを多く配置するなど、社員の声を広く反映し、スポーティーかつスタイリッシュなシルエットを採用しました。近年、施工管理に欠かせないタブレットPCがバックポケットに収納できます。また、どのアイテムの組み合わせであってもファッショナブルとなるようバランスを調整、シーズン環境に合わせた着用を可能とする仕様にしました。
- 2. カラー
- 全アイテムのカラーは、「洗練・気品・知的」を彷彿させるチャコールグレーをベースとし、当社の150周年記念コーポレートロゴをイメージさせるライトグリーンを配色しました。建設業における作業環境や女性社員への配慮という観点から、ボトムスには濃色系チャコールを採用し、企業ロゴやブランドロゴを生地と同系色としました。さりげなくワンポイントで表現することで、シックで落ち着いた印象のカラーリングトーンにまとめています。
- 3. 素材
- ストレッチ性を追求しつつ、耐久性に優れた素材を採用することで、ハードな作業環境下であっても可動域を確保できるよう、動きやすさと快適性を実現しました。ポリエステル100%素材を採用し、速乾性や軽量感を追求し、長時間の着用を可能としています。また、洗濯効率の改善にも努めました。
アイテムピックアップ
ストレッチ性と耐久性に優れた素材を採用、脇部にはスリット(デサント独自のDスリットカット®)を入れることで、動きやすさを追求しました。
身体の中で温かさや冷たさの感じやすい箇所を研究した理論(デサントの温冷覚マッピング理論)から導き出された部位に保温効果の高い特殊素材を採用、中綿仕様ながら保温効果の高い防寒着とし、使用用途にあわせたジャケットとハーフ丈コートの2種類を採用しました。
季節ごとの過酷な作業環境に対応すべく、軽量かつ吸汗性、速乾性に優れたインナーウェアを採用しました。
ユニフォームのリサイクル
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今回のリニューアルに伴い役目を終えた現行のユニフォームは、衣類やユニフォーム回収・リサイクルの仕組みを提供する株式会社JEPLAN様の「BRING UNIFORMTM」と連携し回収し、服のポリエステル原料や自動車内装材などにリサイクルする予定です。