Project14

サンゴ養殖プロジェクト
玉川学園と産学連携で海の生態系保全につなげる

豊かな生物多様性を育むサンゴ礁を取り巻く環境は大きく変化しており、その要因の一つにサンゴの白化現象があります。白化現象とは、サンゴに共生している褐虫藻が失われてサンゴの白い骨格が透けて見える現象で、白化が続くと共生藻からの光合成生産物を受け取ることができず、サンゴは壊滅してしまいます。白化の原因は地球温暖化による海水温の上昇と考えられており、伊江島を含む沖縄近海のサンゴも打撃を受けています。

西松建設は2018年10月に国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーターに任命されたことを皮切りに、玉川学園と産学連携に関する協定を締結し、玉川学園のサンゴの飼育活動や研究・移植活動の支援を行っています。
玉川学園のサンゴ研究を指導する市川信教諭が、水産庁の事業なども活用して保護活動を展開している伊江島海の会に着目、打診から玉川学園と伊江島海の会の教育連携が実現。
「伊江島サンゴ養殖プロジェクト」が始まりました。

西松建設は玉川学園に対して、プロジェクト前から行っていた水槽環境整備や関連機材の寄贈など設備面のサポートだけでなく、伊江島での移植・採捕・モニタリング活動に協力しています。

今後も玉川学園との産学連携プロジェクトに精力的に取り組むことはもちろん、CO2の削減に寄与するサンゴを広げ、脱炭素社会に貢献する活動に取り組んでまいります。

OTHER PROJECT